「作品を通じて、生きものの魅力を発信し、野生動物保護に繋げたい！」

戸田駅東口から徒歩3分の場所で、「えいじまみずほ絵画展　倉庫」が開催中です。

2023年4月7日(金)までの11時～19時、誰でも無料で、「生きものたちの命を感じる空間」に触れることができます。

「戸田駅の近くに、そんな絵画展とかできる会場あったっけ？」

そう感じる方もいるでしょう。

会場は「サンクジャパン株式会社 戸田オフィス（以下、サンクジャパン）」。

「仕事を楽しむ」を合言葉に、建築工事、設計デザイン、不動産、教育などの事業を展開する企業の、倉庫をリノベーションしたお洒落なオフィス1階にて開催しているのです。

えいじまみずほ絵画展　倉庫

会場に展示されているのは、生きもの画家・えいじまみずほさんの作品の数々。

ダイビングインストラクターの資格を有し、これまでに国内外の海を2,000本以上潜ってきた経験を持ちます。

海中の世界やジャングルの景色、えいじまみずほさんは、実際に目で見てきたものを描いているのです。

作品は、水彩絵画にテクスチャ―アートや金箔張りなど、様々な技法を駆使して描かれます。

海中から見る海や生きものの美しさを感じる、鮮やかな色彩。

生きものの体温や躍動感が伝わる質感。

そして、描かれた表面の凹凸は、まるで海の水面そのもののように見えてきます。

まるで作中に吸い込まれたかのような錯覚を覚えるのは、えいじまみずほさんが実際に見た光景を表現しているからこそ描けるものなのでしょう。

1つだけタッチの異なる作品も、もちろん、えいじまみずほさんが描いたものです。

実はえいじまみずほさん、インドネシアとマレーシアにまたがるボルネオ島で暮らすオランウータンの親子を題材にした絵本を作成中。

こちらは、そのイラストだそうです。

絵本の中身、気になりますね。

また、興味はあっても子連れでは訪れにくいと感じる方もいるでしょう。

安心してください。

この絵画展に限っては、その心配は無用です。

お土産用にシールのプレゼントも用意されています。

天気の良い日にお散歩がてら、親子でアートに触れるのも楽しそうですね！

「サンクジャパン」ならではの会場づくりにも注目！

えいじまみずほさんの作品とともに注目したいのが、「サンクジャパン」ならではの会場づくり。

この絵画展のために作成した展示台や棚は、すべて廃材を利用して作られています。

そして、会場の一角に並べられた複数のイス。

どのイスも展示された絵画の方向を向いています。

こちらは、適時提供されるコーヒーを飲みながらくつろげるスペース。

「倉庫×オフィス×アート×絵画展」という、普段は交わることのない要素を少し離れた場所からまとめて楽しめる特等席です。

こうして眺めていると、この空間自体が1つのアート作品のように感じてきます。

新年度のスタートをアートとともに！

「えいじまみずほ絵画展　倉庫」は、2023年4月7日(金)まで開催しています。

会場の「サンクジャパン」までは、戸田駅東口から徒歩3分の距離です。

11時～19時の間、誰でも無料でアートに触れられる贅沢な空間。

気分も新たな新年度のスタートを、素敵なアートともに過ごしてみてはいかがでしょうか？

【イベント情報】

えいじまみずほ絵画展　倉庫

会期：～2023年4月7日(金)まで

開場時間：11時～19時

会場：サンクジャパン株式会社 戸田オフィス（埼玉県戸田市新曽365-3）

アクセス：戸田駅東口から徒歩3分