【蕨市】教えて「天ぷら東月」先生! 「塩派」と「天つゆ派」論争に終止符を打つべく聞いてみた!
「蕨では低価格帯のお店しか流行らない。」
こんな風にいわれていたのも、今では昔のこと。
少なくても現在の蕨市において、この言葉は当てはまりません。
例えば、「天ぷら東月」。
オープンから4年、気が付けばグルメ口コミサイト「食べログ」では「3.56」という高評価を獲得している名店です。
※「食べログ」点数は、2023年4月12日現在の数字です。
「天ぷら東月」の魅力といえば、カウンターの目の前で揚げられる絶品の天ぷら。
熟練の職人の所作を観ながらいただく、美味しい天ぷらやお酒は格別です。
その所作を撮影したくなる気持ちはよくわかりますが、現在はご自身が食べる料理以外の撮影は禁止されています。
美味しい料理と居心地の良い空間を味わうため、ルールやマナーは守りましょう。
※当記事は、許可を得た上で撮影しています。
「塩派」と「天つゆ派」論争に終止符を打つべく聞いてみた!
「天ぷら東月」では、揚げたての天ぷらを好みに合わせて3つの調味料でいただけます。
「塩」、「レモン」、そして「天つゆ」。
自宅で食べるときには悩まないけど、お店で食べるとなると、
「もしかして、この天ぷらは塩で食べなきゃいけないのかな?」
とか迷ってしまうことってありますよね。
通なら塩?
あっさり食べたければレモン?
ごはんに合うのは天つゆ?
一体、何をつけて食べるのが正解なの!?
そんな「塩派」と「天つゆ派」論争に終止符を打つべく、「天ぷら東月」店主の川添崇史さん(以下、川添さん)に聞いてみました。
川添さんの答えは非常にシンプル!
「どれが正解なんてないですよ。お好みの食べ方で食べるのがいいと思います。」
え? そうなの?
「通は塩」とか、「ごはんに合うのは天つゆ」なんて意見をよく聞きますよ?
「正確には正解がないというより、どれも正解です。好きなように楽しんで食べるのが一番ですから。」
お店でもよく同じ質問をされるそうですが、川添さんは毎回このように答えているそうです。
お客さんが楽しんで食べるという意味では、「通は塩」という意見も、「ごはんに合うのは天つゆ」という意見も、どちらも正解ということです。
ただ、素材と調味料との相性はあるといいます。
一般的に味の薄い天ぷらは「塩」、味の濃い天ぷらは「天つゆ」との相性が良いとされています。
しかし、人の好みは十人十色。
あくまで目安という程度の認識いいそうです!
裏を返せば、「お店で用意している調味料なら、どの食べ方でも美味しく食べられる」という川添さんの自信の表れのようにも感じます。
兎に角、これでもうお店での天ぷらの食べ方に悩む必要はありません。
お店だからと着飾ることなく、好みの食べ方で美味しい天ぷらを楽しみましょう。
コースの〆もお好みで!
お昼の「天丼」がコスパ抜群と話題になることが多い「天ぷら東月」。
しかし、その魅力を存分に味わうなら、断然、夜のコースがオススメです。
「塩」でも「レモン」でも、もちろん自家製の「天つゆ」でも、揚げたて天ぷらがお好みの食べ方で楽しめます。
コースの〆には、「かき揚げとごはん」か「小天丼」、「天茶」が選べます。
天ぷら同様、〆のお食事も好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
「銀座の味を地元の蕨で。」
美味しい天ぷらが食べたくなっても、わざわざ東京都内に行く必要はありません。
だって、地元・蕨に「天ぷら東月」があるのですから。
【お店情報】
天ぷら東月
住所:埼玉県蕨市中央1-27-10 寺本第一ビル蕨 1F
営業時間:昼 11時30分~14時(LO.13時30分)
夜 17時30分~22時(最終入店19時30分)
定休日:月曜日、不定休あり