【蕨市】10月1日(日)「中仙道蕨宿めだかまつり」開催! 蕨とめだかの意外な共通点とは?
2023年10月1日(日)、中仙道宿場にて「中仙道蕨宿めだかまつり」が開催されます。
開催時間は10時〜15時。小雨決行です。
初開催となる今回は、試験的な開催ということもあり、小規模での開催となります。
会場は「酒の新川屋」前。
「めだかの展示」や「めだかすくい」、「スマートボール」や「射的(電子ターゲット)」に「かき氷」や「わたあめ」。どこか懐かしく、子ども向けの縁日が中心のイベントです。
もちろん。楽しく遊ぶ子どもたちの姿を眺めながらお父さんお母さんは冷たい生ビールも飲めちゃいます!
なぜメダカ? 蕨とメダカの意外な共通点
「中仙道蕨宿めだかまつり」は、「中仙道蕨宿倶楽部」の中で、メダカを活用したまちづくりに賛同したメンバー「TEAM笑美めだか」により運営されています。みんな「中仙道蕨宿を盛り上げたい!」と考える方々です。
それにしても、なぜ「メダカ」なのでしょうか?
そこには、蕨とメダカの意外な共通点が隠されていました。
①「小さい」という共通点
メダカといえば、誰もが知っている「小さな魚」。飼育しやすい観賞魚としてお馴染みです。
そして蕨市といえば「日本一面積の小さい市」。
蕨とメダカには、「小さい」という共通点があります。
②「江戸時代」という共通点
日本人によるメダカの飼育は、江戸時代から始まったといわれています。
当時、野生種である「クロメダカ」を鑑賞用に飼育することが庶民の間で流行。砂利を敷いた水鉢に水を浅く張り、その中でメダカを泳がせていました。
また、この頃から既に定番の「ヒメダカ」や「シロメダカ」の飼育も行われていたそうです。
蕨の歴史を語る上でも、江戸時代は欠かせません。蕨宿は、中山道で五指に数えられる宿場町でした。
賑わう宿場町の軒先でも、メダカが元気に泳いでいたかもしれませんね。
③「人工的」という共通点
昨今のメダカブームの先駆けとなった「楊貴妃」、頭から尾びれまで光沢をもった「鉄仮面(フルボディ)系」、錦鯉や金魚のように朱・白・黒模様が美しい「三色メダカ」。一口でメダカといってもその品種は多岐にわたります。
これらはもちろん、人の手により品種改良されたメダカたちです。
そして蕨も、人の手によってつくられてきた人工的な街です。宿場町から織物のまち、そして住宅地と、時代とともに変化しながら発展してきました。
「TEAM笑美めだか」は、少しずつでも中仙道蕨宿に賑わいを取り戻そうとすべく「中仙道蕨宿めだかまつり」を開催します。
メダカは初心者でも飼育しやすい魚
メダカは日本の風土や気候に適応している魚です。
屋外飼育であれば、濾過器やライトのような専用器具も必要なく、初心者でも飼いやすいのも人気の理由です。
涼しげに泳ぐ小さくて可愛らしい見た目は、多くのファンを虜にしています。
「笑美めだか」により、蕨でメダカを飼育する人が増えるのか?
その結果、中仙道蕨宿にどんな効果を見せてくれるのか?
まずは「中仙道蕨宿めだかまつり」に注目です!
【イベント情報】
中仙道蕨宿めだかまつり
開催日:2023年10月1日(日)
開催時間:10時〜15時
※小雨決行
会場:酒の新川屋 前