【戸田市】4年目の「さぼり場」に5つの質問! 11月4日(土)は「3周年酒場」も開催!
噂には聞くけど、中でどんなことが行われているのかわからない。
興味はあるけど、一歩踏み入れるには少し勇気がいる。
戸田市で新しい何かが生まれるとき、そこに「さぼり場」が絡んでいることは少なくありません。
そんな「さぼり場」は2023年10月で3周年を迎え、現在4年目に突入。戸田市のキーマンたちが集まる「さぼり場」代表の遠山繁樹さんと、店長の江副 恵理さんに4つの質問をしてみました。
Q1.3年を振り返って、やろうとしてきたことはできましたか?
ー3周年、おめでとうございます!
2人:ありがとうございます!
ー「さぼり場」オープン当時、どんな方向性でやっていこうと考えていたんですか?
遠山さん(以下、遠):やろうとしていることは、オープン当初も今も変わりません。
ただ、「さぼり場」がオープンして3年ぐらいの間に「行政から声がかかる存在」になろうというのが1つのテーマでした。仕事とか、依頼とか、どんな形であれ行政に注目される存在になろうと。
そのためにキーマンには戦略的にコンタクトをとったし、議員さんともお付き合いしました。
「こういうことをやりたい」「こういうことを考えている」とこちらの手の内を見せて、ビジネスライクに話をする場も設けました。
そういう意味では、私自身が一番「さぼり場」を使っていると思うし、使い方をよく知っていると思っています(笑)
江副さん(以下、江):「さぼり場」は飲食店の設備をそのまま使えるレンタルスペースです。利用者さんが飲食イベントを行うのは想定内でしたが、ワークショップ系のイベントが増えたのは想定外でしたね。
お菓子製造もそうです。問い合わせがあって初めてそういう需要があるんだって知りました。
ママ層の需要もあまりイメージしていなかったというか、狙っていたのとは異なる客層だったので嬉しい誤算でした(笑)
遠:オープン当初の目標に掲げていた行政に注目させるって意味では、やっぱり「ボートレース戸田 サンクスフェスティバル2023(2023年5月開催)」は大きいです。
1階の「戸田商店大特価市」を任せてもらえたので。
その前に「トダイルミ」に声をかけてもらったのも嬉しかった。「トダイルミmarche」は全日程で出店しましたからね。
江:たしかに! 「トダイルミmarche」には、今年の冬も参加します!
Q2.「さぼり場」が軌道に乗ったなと感じた瞬間は?
ー年々注目度が増しているように感じますが、「さぼり場」を始めて「これは来てるな!」って感じた瞬間はありましたか?
遠:「来たな!」って感じとは違いますが、初めて「米粉カフェ」をやったときの集客力には驚きましたね。そこで利用者の幅が広がった気がしました。
でも「来たな!」とは違うかな。というか、全然儲かっていないのでまだ来てないんですよ(笑)
ーまさかの、まだ来てない(笑)
江:私は「さぼり場」はじめて1年経った頃に、小川町とか聖蹟桜ヶ丘とかのレンタルスペースから視察の申込みが入ったときに、「ちょっと注目されてきたかも!?」って感じました。
でも、その後に何も言ってこないとこをみると、「ちょっと違う」って感じたんでしょう(笑) 普通、ここまで振り切ってはやれないですよ(笑)
遠:「さぼり場」はまだまだですが、3年目は「さぼり場」の利用者さんがステップアップしていく姿が見れたのは嬉しかったです。
江:本当にそう! 「さぼり場」で経験したことを、外で生かして活躍してくれるのは本当に嬉しいです。
例えば、「さぼり場」でポップアップイベントを経験して、「shitagoya」さんで週1日のお店をオープンした方もたくさんいます。そうやって経験を積んで、ゆくゆくは戸田でお店を始めるなんてことがあったら、こんなに嬉しいことはないです!
Q3.これまでで印象に残っているイベントは?
ーいつも様々なイベントを開催していますが、中でも印象に残っているイベントがあれば教えてください。
遠:どれも思い入れはありますが、一番やってて良かったなって思うイベントは「さぼり場 紅白歌合戦(※1)」です。
みんなが一生懸命楽しそうに遊んでいる姿をみると本当に泣きそうになる(笑)
江:大人が本気で楽しんでいる姿にグッとくるよね!
本気で歌ったり、本気でリコーダーを吹いたり、本気で仮装したり。企画側としては、本気で楽しんでくれててめちゃくちゃ嬉しい!
遠:今年でいえば初開催した「さぼり場ファッションショー」もやってよかったですね。衣装を着て、メイクアップして、子どもたちの顔つきが変わる瞬間が見れたのは最高でした。
※1.「さぼり場 紅白歌合戦」は、毎年12月に行われる「さぼり場」の恒例イベント
Q4.どんな人に「さぼり場」を利用してもらいたい?
ーどんな人に「さぼり場」を利用してもらいたいですか?
遠:何かをやっている人、これから何かをやりたい人で「さぼり場」を埋め尽くしたいって気持ちはずっと変わりません。これまでも、たぶんこれからも。
ただ、今後は少しずつでも「戸田に関係ない人」にも「さぼり場」を利用してもらいたいですね。それは結果的に、戸田に新しい風を取り入れることになると思うので。
江:実際に利用している方は、「さぼり場で儲けよう」より「さぼり場でやりたかったことを実現しよう」という方が多いのが特徴です。
遠:確かに「提供する側の楽しみを体験したい人」とか、「お世話になっている人たちに何か振舞いたい人」は増えてきているなって感じます。
特定のアーティストが好きなお客さんを集めて、自分はカウンターの中に立つとか。
大人が自分で自分の誕生日会を企画して、集まってくれた人に料理を振舞うとか。
そういうのをこっちが企画するんじゃなくて、「私、これやりたい!」って人がどんどん出てきてくれたら、もっと面白いことになりそう。
例えば会社の社長が、別の会社の社長を招待してクローズドなコミュニケーションを図る「社長酒場」とかやったら絶対面白いでしょ(笑)
江:サポートはこっちがするので、尖った企画をやってみたいって人の背中を推していきたいですね。
遠:すでに色々と活躍している人も来てくれているので、そういった人との出会いを求めて「さぼり場」を利用する人もいると思います。
実際に「さぼり場」を利用して活動の幅を大きく広げた方もいますし、そういう使い方をするのも全然OKです。
Q5.11月4日(土)開催の「3周年酒場」はどんなイベント?
ー11月4日(土)開催の「3周年酒場」はどんなイベントになりますか?
遠:「3周年酒場」は、2023年11月4日(土)の13時〜と18時〜の2部制で行います。
料金は飲み放題+簡単なおつまみ付で2,000円(税込)にしようかと。事前予約も必要ありませんし、誰でも参加できます。
ただ、各回、乾杯後に少しお時間をいただいて、4年目の「さぼり場」についての計画を発表させてもらおうと思っています。
ちょっと面白そうな展開も考えているので、これからの「さぼり場」にも注目してもらいたいですね。
「3周年酒場」の詳細や、4年目の「さぼり場」については、「さぼり場」公式Instagramや公式X(旧Twitter)をご確認ください。
【お店情報】
さぼり場
住所:埼玉県戸田市本町4-14-14 プラージュ戸田公園2階
営業時間:イベントによる
定休日:不定休(イベントによる)
【イベント情報】
3周年酒場
日時:2023年11月4日(土) 13時〜15時30分、18時〜20時30分(2部制)
会場:さぼり場
会費:2,000円(税込) ※飲み放題+簡単なおつまみ付