美味しいもの大好き♪空間クリエイター兼ライターの海のとなりです。横須賀地元で大好きな和菓子屋さんをご紹介します。

創業1954年和菓子司いづみや横須賀中央店は横須賀中央駅から徒歩3分、三笠ビル商店街の入り口から2軒目、お花屋さんの隣にあります。

黒いシックな店舗外観と「桜にイカリ」のマークが目印です。和モダンの落ち着いた雰囲気のお店です。

通路に面したガラス越しには、お目当ての出来立てかりんとうまんじゅう黒かりんが見えます。かもめのぬいぐるみは海軍カレーのゆるキャラ「スカレー」です。

美味しそうな和菓子の数々

横須賀銘菓や生菓子などの代表的なお菓子が並んでいます。

下は「一」 ～hajime～　というお菓子。餡をベースにした生地を焼いたしっとりしたパウンドケーキのような和洋菓子で、「こちら秘書室」公認『接待の手土産セレクション』入選商品。手土産に一番人気だそうです。

ショーケース上段にはバラで購入できるお菓子類、「栗まん」、「すかのわ」、「黒まどれ」、「横須賀銘菓よこすか焼き」が並んでいます。

繊細な模様で色鮮やかな生菓子。食べるのがもったいないくらい、細かな細工に見惚れます。

かりんとうまんじゅう黒かりんはパック詰めで6個入り、10個入り商品があります。パックに入ったものは賞味期限は大体2日程度のこと。

贈答用、詰め合わせも充実

横須賀銘菓よこすか焼きの詰め合わせ。個数に応じた価格表が便利です。

ショーケース内にあった「～hajime～」、黒かりんの冷凍販売の案内も大きく目立ちます。店舗一押し商品です。出来立てを食べたい時にはバラ売り、保存可能でいつでも楽しめるパック入りと冷凍商品と使い分けができますね。

横須賀銘菓よこすか焼き小倉あん求肥入り297円（税込）、黒まどれ183円（税込）、黒かりん150円（税込）2個を購入しました。

このザクザク感、味わってみて！黒かりん

「温かいので、冷蔵のものとは別でお持ちくださいね。」と店員さんが紙袋の上にさらにナイロン袋に入れて渡してくれました。持つとほんのりと熱が手に伝わります。バラの商品は本日中の賞味期限です。

今まで食べたかりんとうまんじゅうとは違い、真っ黒、まんまるです。黒い色は竹炭を使っているそうです。

直径約4cmほどの大きさです。皮がカチカチに固く、かじって食べるのが難しいです。半分に割って食べてみるとザクザクとしており歯応え抜群です。クッキーよりも軽く、パイ生地のサクサク感とも違う、これまで食べたことがない新食感です。中のこし餡は上品な甘さで、滑らかでスッと口の中で溶けていきます。

黒船来航の地、横須賀にちなんで大砲の弾をイメージして黒い丸にしたそうです。第一回横須賀おみやげコンテスト金賞、第五回ニッポン全国ご当地おやつランキング グランプリを受賞しています。

よこすか焼き

黒船来航や南極観測船の母港である横須賀に因んで、お菓子を船の形にしたそうです。中央にはいづみやの焼印が押されています。

どら餡は国産豆100％の自家製とのこと。小豆の風味が豊かで優しい甘さです。ふっくら香ばしく焼き上げられた生地と粒あんと柔らかい求肥が一体となっていて絶品です。

黒まどれ

sesame tasteとアルファベット表記されていて、和と洋が融合されたデザインがおしゃれなパッケージです。

煎り胡麻ペーストと米粉を使った和風マドレーヌ。生地は米粉を使用しているのでやや弾力があります。胡麻の皮が所々に残っており食感が面白いです。噛むごとに胡麻の旨み、食感、香りの全てを感じることができるお菓子です。

三代目菓道家　三堀 純一さん

和菓子司いづみや三代目当主は菓道家三堀 純一さんです。テレビ東京「TVチャンピオンR」和洋菓子職人選手で優勝され、煉切の持つ表現力に惹かれて、自ら煉切の作法パフォーマンス「菓道 一菓流」を開派された方です。SNSでも美しい和菓子の数々を紹介されています。

いづみやさんのお菓子のユニークで斬新な発想、美しさ、世界観に惹かれます。近いうちに衣笠本店にも伺ってみたいです。

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