空間クリエイター兼ライターの海のとなりです。お気に入りの食器やこだわりのキッチン用品があると毎日の生活が楽しくなりますよね。本日は国産品を中心にお洒落で機能的なキッチン用品や生活雑貨の取り扱うお店をご紹介します。

京急久里浜駅から徒歩1分のところに、暮らしと道具forumがあります。

やわらかく温かみのあるライトが灯っており、ナチュラルな雰囲気です。店内には多くの商品が並んでいるのが見えますね。

機能的でおしゃれな道具がいっぱい

店長さんがセレクトしたキッチン雑貨、道具類が綺麗にレイアウトされています。

フライパンやコーヒーカップ、ポット、土鍋、アルミ鍋などがありますね。

壁面や棚にずらっと金物やボウル、鍋、フライパンなどキッチン用品があります。

こちらには色合いが鮮やかなコーヒーカップやポット、真っ白な食器類があります。

コーヒーを楽しむためのコーヒーミルやドリップケトル、コーヒーカップ、 エスプレッソメーカーやホットサンドメーカー、洋食にぴったりの食器類や野田琺瑯の取り扱いもあります。

中央には大きな丼ぶりやキッチン道具が並んでいます。ピーラーや骨抜きは作りがしっかりしています。新潟県燕市で日本の伝統工芸を生かして「道具」を製作している工房アイザワの商品とのこと。これは好みの温度で「お燗」をつけられる温度計のおかんメーターは初めて見ました。お燗を付けていただく日本酒が好きな方や赤ちゃんのミルクや温泉卵をつくるときに便利です。

高級木材を使った職人技の江戸唐木箸です。使いやすさや持ちやすさの機能性を重視して作られており、「持つ」「つまむ」「運ぶ」などの食事の一連の流れをスムーズにする機能性があり、つかみにくい豆も安定してつまめます。珍しい八角のお箸もありますね。表面の滑らかさが手に馴染みやすい逸品です。

forumさん特注☆朴（ほう）のまな板に感激！

さらに奥に進むと、木の良い香りがします。マスクを着用していても深呼吸したくなるような爽やかな森林の香りです。

木製のまな板は仙台市の木工職人菅原さんの手作りです。全て1枚ものでforumさん特注の商品だそうです。

まな板に使われている木は梨、桑、桜、朴（ほう）、エンジュ（槐）があります。それぞれ柔らかさが違うため、自分の好みに合わせて選ぶのが良いそうです。中央のカッティングボードは朴（ほう）の木で緑っぽい灰色と白が特徴的ですね。小さいサイズですが存在感があります。木目が綺麗で味わいのある仕上がりです。

包丁の感覚が全然違う！滑らかですべすべ「朴のまな板」

朴（ほう）と聞いて、どんな木か私は全く分からなかったのですが、葉の上に味噌を広げてねぎや生姜などの薬味などを混ぜて焼いた朴葉焼きを思い浮かべました。その朴（ほう）の木のようです。

ちょうど10年以上使ったまな板が劣化したため、おすすめを伺ったところ朴（ほう）のまな板が良いとのことで購入しました。

最初に水で洗うとこんなに綺麗な水滴ができました。水や汚れが入りにくくし、カビを防ぐために蜜蝋を塗ってあるとのこと。また蜜蝋を染み込みやすくするために、仕上げ研磨の前日にまな板に刷毛で水を塗り、完全に乾燥させてから研磨をするという「水引き」という作業をしているそうです。手間をかけて丁寧に作られているのが分かります。

角も表面の滑らかですべすべです。想像以上に軽くて取り扱いがしやすく、適度な重さがあるので安定感があります。三浦大根など大きい野菜も安心して切ることができました。

一番驚いたことは、包丁がまな板に当った時の弾むような反発力です。木なのにまるでスポンジのように包丁がスムーズに「トン・トン！」と動く感覚です。まな板が包丁の動きを軽やかにサポートしてくれていている感触があります。弾力性と柔軟性に富み、刃当たりが良い朴（ほう）のまな板と木工職人菅原さんの技術に感動。まな板を変えただけでこんなに調理がはかどり、楽しくなるなんて感激です。

木工職人菅原さんの手作りの山椒の木で作ったすりごま棒もありますよ。飾っても素敵ですね。

☆おすすめ道具をご紹介！

店長さんおすすめ！売り切れ続出！4w1h ホットサンドソロ ☆BBQにも最適

大人気の4w1h ホットサンドソロです。使い勝手や焼き上がり、洗いやすさでは、この4w1h ホットサンドソロが抜群とのこと。「着脱式」で上下が外れるので洗いやすいです。片方のみ小さいフライパンとしても使うことができます。食パン1枚で外はパリッと中はふんわりワンハンドで食べることができる美味しいホットサンドができますよ。小さいので持ち運びにも最適です。キャンプやBBQなどにも大活躍です。

圧力釜で炊いたみたい！ふっくら甘く炊き上がる「かまどさん」

創業天保三年（1832年）伊賀焼窯元 長谷園が販売しているかまどさん2合炊きです。ガスの直火の炊飯土鍋です。

私は炊飯器を買ったことがなく、このかまどさんでご飯をずっと炊いていました。中火で火にかけて沸騰したら火を止めて30分くらい放置すると、簡単に美味しいご飯が炊き上がります。このかまどさんを使うと同じお米でもびっくりするくらい甘くふっくら炊き上がります。炊き込みご飯を作ったときはカリカリの香ばしい「おこげ」ができて美味しいですよ。二重蓋で圧力釜のような機能があるため、ご飯以外にも肉じゃがやポトフなどの煮込み料理にも使えます。

自然灰釉薬のうつわ・益子焼（ましこやき）

素朴で温かみのある器はかおり陶房さんの益子焼です。自家製稲わらの灰や木々の灰をうつわの色を出す釉薬に使っているそうです。手に馴染む陶器の質感や自然の温かみを感じる色合いが素敵です。ひとつとして同じものはないのも陶器の魅力ですよね。「このカップでコーヒーを飲んでみたいな。」「この器に料理を入れたら美味しそうだな。」と思いながら、作り手の方の想いが詰まった器を眺めました。

ambai（アンバイ）鉄のフライパン・卵焼き器

最近は18cmくらいの小さいサイズのフライパンをよく見かけるようになりました。forumさんにはデザイナーの小泉誠氏がデザインしたambai（アンバイ）のおしゃれな卵焼き器「玉子焼 角」と「玉子焼」 丸18cmの取り扱いがあります。ファイバーライン加工の鉄フライパンなので、焦げ付きにくいです。
鉄と持ち手部分のチーク材の組み合わせが素敵ですね。

小さいサイズのフライパンは種を流し込んで型として活用するのが流行っています。お好み焼きや四角いたこ焼き、ホットケーキ、チーズケーキなど作ると楽しいですよ。

波佐見焼 窯元一真窯作の竹林彫丸カップ

波佐見焼のカップです。綺麗な真っ白です。

一つひとつ手作業でカンナで模様を作り出した「一真彫」だそうです。幅の大きさが異なる模様や滑らかな綺麗な模様が個性的ですね。

このカップは以前購入して、ずっと使っています。スープなどの汁物や副菜、ご飯茶碗としても使っています。程よい薄さで軽くて使いやすく、美しく実用的な器です。「一真彫」という素晴らしい技術で作られたカップと知り、さらに愛着が湧きました。以前、淺乃家さんのお惣菜を盛り合わせた時にはご飯を入れています。

フリーサイズ蒸し器　調法さん

鍋やフライパンを使用して、簡単に蒸し料理が作れる便利な調理器具です。羽を広げたり縮めたりすることで、どんな大きさの鍋、フライパンにもちょうどよく収まるよう作られています。最近はどの店を探してもなかなか販売していないのですが、forumさんには置いてありました。レトロなパッケージは昔から変わらないそうです。

お菓子を入れるという使い方もあるのですね。いろんな使い方ができそうで面白いです。

技術や作り手の想いが伝わる商品説明は必読！

店内には数多く、国内各地のクラフトや商品が並んでおり、それぞれに商品説明がついています。初めて知る焼き物や伝統工芸品、道具が多くあります。日本のものづくりや高い技術を知れば知るほど奥深さや多様さの魅力を感じます。

美しさと使いやすさを意識して、丁寧に作られた生活になじむ「道具」を見て、使って、使い込んで味わってみたいですね。普段使いにはもちろんプレゼントにも最適です。forumさんで「これだ！」という素晴らしい道具に出会えますように。

ウイング久里浜店もあります

京急久里浜駅直結のウイング久里浜2階にウイング久里浜店があります。コンセプトは本店と同じですが、取り扱い商品は違うものが置いてあり、実用的でおしゃれな商品が多いですよ。

☆横須賀の美味しいグルメ、おすすめスポット紹介中！

☆コメントをお寄せいただきありがとうございます。(≧∇≦)とても励みになります。