空間クリエイター兼ライターの海のとなりです。先日、地元密着型のお花屋さんで夏らしい綺麗な花を見て癒されました。そのすぐ近くに、美しくて美味しい和菓子屋さんを見つけましたのでご紹介します。

JR衣笠駅から徒歩5分のところに、四季の菓子処 ごん平本舗があります。

衣笠十字路から衣笠方面に少し入った場所にあります。

入り口が大きく開放されており、風が通り、気持ちが良い店内です。木の長椅子も歴史を感じる風合いですね。

ガラスケースの中には店内で作られた美味しそうな和菓子が並んでいます。色とりどりで綺麗ですね。

鮎という和菓子は鮎漁が解禁される6月を目安に販売が始まる、夏の訪れを感じるお菓子の一つです。上町の和菓子三吉野さんでご主人が夏の季節の和菓子「鮎」のことを教えて下さったのを思い出しました。ごん平本舗さんではぎゅうひ入りとこしあん入りの2種類の鮎を販売しています。

どら焼はぷっくりしていて厚みがあり美味しそうですね。

最上段には美味しそうなロールケーキ（1本・ハーフ・スライス）が並んでいます。杏子ジャムが入って、人気だそうです。あんだんご、焼だんごもたっぷりと餡やタレが乗っていて美味しそうです。

下段の豆餅は通常は販売していないそうですが、行事やお餅の注文があった時のみ店頭に出しているそうです。

大人気のご飯もの

和菓子約60年、お稲荷さん約40年の歴史があるそうです。

本日は13時ごろお店に行きましたが、次から次にお客様が来られており、和菓子と一緒にご飯ものを買い求めるお客様が行列しています。

ケース内には赤飯、五目飯、かんぴょう巻、いなり寿司、おにぎり3個入りがありますが、ほとんどが売り切れています。五目飯は注文があれば、その都度、店内奥で作って販売していました。

五目飯（小）を購入した常連さんが見せて下さいました。「小さいパックは1人分でちょうど良い量なのよ。美味しくていつも買うのよ。」仰っていました。

お店の方に伺うと、「甘く煮つけた具材を酢飯の上に乗せている。」と仰っていました。次回は購入して食べてみたいです。

清涼感感じる和菓子

紫陽花165円（税込）です。透明感のある淡いピンク色がとても綺麗ですね。

四角くカットされた錦玉（きんぎょく、糸寒天を溶かして固めたもの）の中にはしろ餡とこし餡が入っています。こし餡が滑らかで口の中で溶けていきます。柔らかくて、自然な優しい甘さです。

鮎

夏の和菓子「鮎」155円（税込）です。

その名の通り魚の鮎をかたどったお菓子です。生地を折ってエラと尾の部分まで表現されており、焼印で目やヒレが焼き入れられています。可愛い鮎ですね。

各和菓子屋さんで鮎の形や顔に特徴があるそうです。いろんなお店の「鮎」を比べてみるのも楽しそうです。

ふっくら生地の中にはこし餡がたっぷり入っています。優しい甘さとコクのある味わいは緑茶だけでなく、コーヒーにもぴったりです。

和菓子屋さん大好き！

衣笠の老舗の和菓子屋さんに出会えて、また一つ好きなお店が増えました。夏らしい清涼感のある美味しい和菓子で、暑さで疲れた身体を癒してくださいね。

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