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【横須賀市】北極域研究船の船名を募集中!10月20日まで☆あなたが付けた船が北極域で活躍する!

うみのとなり地域情報発信ライター(横須賀市)

横須賀市の楽しい情報を発信!うみちゃんです。

学生の頃、科学雑誌で海底を調査する有人潜水調査船 しんかい6500の特集を読んだことがあります。深海研究の様子や貴重な写真の数々に、未知の世界へのワクワクとドキドキ感に包まれたことを鮮明に覚えています。

しんかい6500を保有し、海洋に関して世界に先駆ける基盤的研究開発をしているのが、国立研究開発法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC ジャムステック)です。

日本初!氷砕機能を持った研究船を建造中

地球温暖化に伴い、急速な環境変化が進んでいる北極海を調査する際、北極海の氷でデータの取得が困難な状況です。そこで、海氷が存在する海域でも観測データが取得できる「北極域研究船」の建造が始まりました。

画像:海洋研究開発機構
画像:海洋研究開発機構

北極域研究船プロジェクト 特設サイト

この北極域研究船は高機能な装置が装備され、以下の観測が可能になります。

ラジオゾンデ・係留気球などによる気象・大気観測
ドップラーレーダーによる降雨・降雪観測
ムーンプールを用いた安定的観測
デュアルフューエルディーゼル(DFD)発電機
船体構造の応答モニタリング
海底サンプリングシステムによる堆積物の採取
係留系による定点観測
音波探査による海底地形や生物資源調査
無人探査機による海底探査
自律型空中・海中観測ドローンによる非破壊の海氷観測

海氷で覆われた北極域を北極域研究船が航行できるようになることで、地球環境を取り巻く問題が解明されていくことが期待されますね。

北極域研究船の船名募集中!

海洋研究開発機構では「一般の皆さんに北極域研究船を知っていただき、私たちの日常生活にも影響を及ぼしている北極域に関心を持っていただきたい」という思いから船名を公募しています。

画像:海洋研究開発機構
画像:海洋研究開発機構

ご応募は北極域研究船プロジェクト 特設サイトの応募フォームからお願いします。 

海洋研究開発機構のご担当者に伺いました。

Q.どのような船名を期待していますか?

A. この船は、赤ちゃんが立派な大人に成長するぐらいの長期間にわたって運航することが見込まれますので、日本が誇る研究船として、長く親しんでいただけるような名称を期待しています。

応募者の皆さんにメッセージ

北極域研究船は「北極で何が起こっていてこれから何が起こるのか」を解き明かすために建造していますので、ぜひご応募と末永い応援をよろしくお願いします。

北極域研究船を応援!

画像:海洋研究開発機構
画像:海洋研究開発機構

日本初となる砕氷機能を持った北極域研究船。あなたが名付けた研究船は北極域で活躍し、きっと歴史に残る研究成果を残していくことでしょう。

お子様から大人までどなたでも応募可能です!

国立研究開発法人 海洋研究開発機構
横須賀市夏島町2-15
電話: 046-866-3811
開所時間:9時00分~17時30分
休日 土・日・祝日
公式HP

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地域情報発信ライター(横須賀市)

広報・営業・マーケティング歴約20年、ライター歴5年 「横須賀っていいな」「横須賀って楽しいな」「行きたいな、住みたいな」と思ってもらえる情報を発信しています。地元の人々の温かさと魅力を伝えたい! グルメやマリノス、ベイスターズが大好き。 取材希望の方はSNSからお気軽にDMくださいね。

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