横須賀の楽しい情報を発信！うみちゃんです。

最近、しみじみと体力や筋力の衰えを感じます。エスカレーターを使う癖がついているため、なるべく階段を使うように気をつけています。

皆さんは、いかがですか？

本日は「何歳になっても動ける身体で健康的な毎日を送ってほしい」と活動するピラティスの先生をご紹介します。

取材に訪れたのは、こちらです。

「え？！ここはお寺？」

京急長沢駅から徒歩5分のところにある本行寺にて月2回、『お寺でピラティス』が開催されています。

ピラティストレーナー　桐ヶ谷拓さん

美しいフォームでお手本を見せて下さるのは、講師の桐ヶ谷拓さんです。

ピラティスは身体の柔軟性を高め、バランスを整えるためのエクササイズです。

レッスンは本行寺2階の控室にて行われます。大きな窓から明るい光と爽やかな風が差し込むスペースには、レッスン用のポールとヨガマットが敷かれています。

レッスンは1時間行われます。

本日は、動く際には「軸」が大切であることについて説明があり、普段の生活で意識した方が良いことや気を付けるポイントなど、分かりやすく教えて下さいます。

お手本を見せてから、受講者が同じように行なっていきます。

ストレッチポールを使うことで、より正確で効果的なエクササイズが可能になるとのこと。

ピラティスというと、難しい姿勢や筋力を使うような大変なイメージがありましたが、こちらで行うピラティスは動きはゆっくりと無理のない範囲で行われます。

それでいて、身体のこわばったところに効くような、楽しいエクササイズです。

レッスンで大切なことはできることではなく、「自分自身の身体と向き合う」こと。参加者の皆さんは「私は左側が弱いのね」「バランスが右によっているのが分かった」と話していました。

身体の癖を知り、バランスを意識することで、以前よりも動ける体に近づいていくことができるようになります。

予防の大切さを実感

桐ヶ谷さんは理学療法士として勤務する傍ら、ピラティストレーナーの資格を取り、健康増進施設のレッスン講師などで活躍しています。

リハビリに来られる方は「もっと早くに運動をしておけばよかった」と後悔される方が多いとのこと。高齢になり、どこかが痛いのが当たり前ではなく「どこも痛くないのが当たり前」という状況を作りたいと話します。

桐ヶ谷さんは、いつまでも動ける身体で健康で長生きするために「予防」としてピラティスのレッスンを続けています。

今後の目標は？

学生の頃は、野球部だったという桐ヶ谷さんは、声がよく通り、ハキハキとして爽やかです。そんな桐ヶ谷さんに今後の目標や夢を伺いました。

「健康寿命を伸ばすために”予防”という観点から、身体はもちろん心のケアなど、多くの専門家の人と、予防のための施設を作りたいです。また介護する側にある介護者の皆様の身体をほぐすためのピラティスのレッスンなども行なってみたい」

「介護する側の身体を整えるケアとしてもピラティスをお伝えしていきたい」と目を輝かせて話します。

2024年3月16日（土）には三浦市総合体育館（潮風アリーナ）にて”美と健康を守る特別な予防教室”を開催します。

桐ヶ谷さんのレッスンは丁寧で優しく、受講するだけでも元気をもらえると大人気です。ぜひ皆さんも運動不足解消や身体を整えるために行ってみて下さいね。

桐ヶ谷さんからのメッセージです。

活動範囲を広げ、イベントや介護施設などレッスンの仕事を増やしていきたいとのこと。講師依頼も随時受け付けています。

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