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【大田区】NO WAY MAGAZINE編集長MORI KEIJI氏インタビュー!WSイベント情報も

ハラカズコ(ライター/アロマセラピスト)ライター・アロマクリエイター(東京都大田区)

大田区にはさまざまなクリエイターの方がいて、どの方もそれぞれの個性や考えを持ち、そして情熱を持ちながら活動をしています。

その中の1人でもあり、大田区の兄貴的存在のクリエイター・MORI KEIJIさんは、2022年11月、池上にて”NO WAY MAGAZINE #20 RELEASE EVENT”を開催し、NO WAY MAGAZINE #20もついに発行されました。

筆者が部屋に飾っているお宝の#20。10周年です!
筆者が部屋に飾っているお宝の#20。10周年です!

また、2023年は主催イベント”NO WAY MANIACS 10"7月8日に大田区民プラザアプリコでの開催が決定している以外にも、東京都内や他県でも展示やワークショップ開催を行っています。

今回は大田区の最強クリエイター・MORI KEIJIさんに取材させていただきました!

MORI KEIJIさんに取材を敢行!

今回、MORI KEIJIさんにクリエイターとしての考え方やマガジンやイベントのことをお伺いする機会を作っていただきました。

――NO WAY MANIACSを開催しようと思ったきっかけはなんですか?

MORI KEIJIさん(以下MK):NO WAY MAGAZINEの発行を重ねていくにつれ、取材をしたり掲載するアーティストが多くなっていく中で、そのアーティストたちが集まったイベントを開催できるんじゃないかと思ったのがきっかけです。

NO WAY MANIACSは小規模にこだわり、自分がよく行くイベントや好きなイベントも参考にしています。

同時に、自分がやりたいことや、自分がイベントに出展したらやってほしいことを少しでも実現できるように意識しています。

※2020年に開催されたNO WAY MANIACSの模様(危機裸裸Channelより)

――MORIさんの活動を拝見している中でシンプルに「すごいな」と思っているのが、マガジンの取材・編集・発行(しかも発送まで)、イベントの開催以外にもご自身のクリエイターとしての活動も年間を通じて精力的に活動しているところなのですが、MORIさんご自身の中にあるクリエイターとしての創造性や活動を行うにあたっての原動力そして情熱を教えてください

MK:一つは、次に作るものが、必ず前回作ったものより良いものになると確信があるからです。

なぜなら、一度作って世に出した作品(雑誌)を振り返ってみると、制作時は突き詰めていたはずなのに、毎回改善点や足りなかった部分に気づきます。それを活かすためには新しく作るしかありません。

また、新作は、作品であっても雑誌であっても、自分が作りたいと思う、今までになかったものを作るように意識しています。

※2021年に開催されたNO WAY MANIACSの模様(危機裸裸Channelより)

頭の中にあるものが形になってこの世に生まれ落ちて、存在させることは自分にしかできないと考えると、とてもワクワクします。これも自分の原動力の一つだと思います。

もう一つは、自分が雑誌を作り始めてイベントにも出展し始めた頃、知名度もなかったので全然売れませんでした。

その時に自分のスペースに寄ってくれた人がいたのですが、その人が「すごい面白い」と言ってくれて、1人でたくさん雑誌を購入してくれました。

このことから、自分の作ったものが好きな人がきっとどこかにいると確信できたので、その人にいつか出会うために、作り続けている面もあります。

――大田区ではワークショップやクリエイターさんのイベントに行きたいと思っている人や、何か自分でもやりたい!と思っている方が性別年齢を問わずたくさんいることを取材をしていく中で知ったのですが、これから新しいことを始めたいと思っている大田区の皆さんに、メッセージをお願いします!

MK:アドバイスなんておこがましいのですが、新しいことに失敗はつきものだと思います。自分の場合だと、準備をしっかりしたはずでも、新しいことは一回目にほぼ100%失敗しています。(大小関わらず)

今回新たに始めたシルクスクリーンにしても表に出すまでに何度も失敗してやり直したり、心が折れたりしています。でも作りたいから、成功するまで何度も試行錯誤しています。

2022 KOCA OPENDAY!にて
2022 KOCA OPENDAY!にて

なので、失敗してもいい「環境」を作ることが大事なんじゃないかと思います。(その「環境」には、材料や時間、気持ち、人間関係、予算など、人によっていろいろなものが当てはまります)

と、ここまで書いていて、じゃあ自分は成功しているかと言われたら全然そんなことはなくて、自分にできることはまだまだあるし、当然もっと良くできるし、誰かに手伝ってもらわないとできないこともたくさんありますが、やりたい、作りたい、という気持ちは全く萎えていません。

2022 KOCA OPENDAY!にて
2022 KOCA OPENDAY!にて

これからも失敗を積み重ねながら、作ったりイベントを開催したりを大田区でやっていくので、いつかどこかで見かけた際は、気軽に関わっていただけたら嬉しいです。

一緒に失敗しましょう。

MORI KEIJIさんは個人の創造性や情熱を培えることの大切さを知ることを体現し、教えてくれる大田区代表のクリエイターです!

「10年間も取材や活動をしている方を取材する」ので今回はとても緊張していたのですが、真摯にお答えくださり、そして実際にお話をしてみると、面白いことを仰る気さくな方でもあるのがMORI KEIJIさんです。

そんなMORI KEIJIさんが行っている活動で人気なのが「シルクスクリーンワークショップ」です。

直近では2月18日(土)に「カムカム新蒲田」の2Fにある美術室で開催されます。

大人もこどもも楽しめるワークショップなのです!
大人もこどもも楽しめるワークショップなのです!

シルクスクリーンに興味がある方や体験したい方も大歓迎、そしてMORI KEIJIさんの制作しているところを見たい方、そしてこれから何かやってみたい!と思っている方もぜひ足を運んでみてください!

イラストは全て手書きをされています!
イラストは全て手書きをされています!

今後大田区内で行われるシルクスクリーンワークショップ&イベント開催予定

・3/19 シルクスクリーン ワークショップ (カムカム新蒲田 美術室)
・5/13〜14 シルクスクリーン ワークショップ (カムカム新蒲田 美術室)※変更の可能性あり
・6月 CLOTH TO THE EDGE vol.03 Tシャツ展 (池上/Channel For Rent)

NO WAY MANIACS 10も開催決定しています!

そしてさらに!NO WAY MANIACS 10の開催も決定しています!7月9日(日)に大田区民ホールアプリコ展示室での開催で、出展者も募集中とのことです。

参加者としても来場者としても楽しいイベントです!
参加者としても来場者としても楽しいイベントです!

ご本人が「怖くありません」とよく仰られているのですが、実際、怖さというものは特にありません。このイベントに集結したさまざまな分野のクリエイターさんのかっこいい作品を見ることができるとてもすてきなイベントなので、今から楽しみです!

NO WAY MANIACS / NO WAY MAGAZINE 詳細

・NO WAY MANIACS(展示・販売イベント)
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・NO WAY MAGAZINE(最新号#20)
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動画提供:危機裸裸商店

ライター:うのか

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ライター・アロマクリエイター(東京都大田区)

大田区出身・在住。いろいろな文化や伝統そして価値観が混ざり合ってモノづくり・街づくりをしているカオス・レトロ・最先端な大田区の魅力をご紹介します。

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