【大田区】羽田〜糀谷の夜散歩・1年ぶりに登場の夜のポンジュース看板から喧騒に包まれる夜の呑川まで
2023年も残すところあと数日となりました。皆さんにとって今年はどんな年でしたでしょうか?
コロナ禍が明け、大田区ではイベントが再開されたり、新しいイベントも始まったりなど、活気が戻ってきたように感じます。
今回は、今年を振り返ることができるのもあと少しということで、夕暮れ時の羽田から幻想的な夜の静かな呑川まで歩き、師走の風を感じる夜散歩をしてみました。
夜散歩のスタートは天空橋から
こちらは環八通りの天空橋駅付近。
日によってカメラで撮影をしている人がたくさんいるので、おそらく撮影ポイントの中の1つだと思います。ちなみにこの日はどなたもいませんでした。
地元民なので飛行機には慣れていますが、間近で飛行機を見ると今でもワクワクしてきます。
穴守橋から見るポンジュース看板
1年ぶりに登場のポンジュース看板。夜の羽田と海老取川の水面をオレンジで彩る巨大なネオン。
現在、ポンジュース看板側で河川工事が行われていますが、それでも圧倒的な存在感に変化はありません。
穴守橋は飛行機の歴史を学べるモニュメントがあります
先を進んで穴守橋へ。
普段何気なく渡っている穴守橋ですが、欄干に飛行機の歴史のモニュメントが並んでいます。
熱気球を発明したのはモンゴルフィエ兄弟。
世界で初めて有人飛行に成功したのがライト兄弟のフライヤー1号。
ダグラス(現ボーイング社)が開発した双発のプロペラ機。
穴守橋は飛行機の歴史が並んでいますが、呑川沿いの橋には海苔づくりの歴史のモニュメントの橋をよく見かけますので、大田区の橋はただ渡るだけではなく、歴史も学ぶことができます。
羽田から一気に夜の呑川新橋まで向かう
夜も更けてきましたので、穴守橋から真っ直ぐ向かい、シン・ゴジラ第二形態(蒲田くん)が遡上してきた呑川新橋まで向かいます。
夜の呑川は美しい。
蒲田くんが遡上した呑川は産業道路を流れていますが、ここは大田区の中でもかなりローカルな場所です。
現在は産業道路の拡張工事中で、画像側の橋の拡張工事は完了しました。どんどん広くなる産業道路ですが、徒歩や自転車を使用する際にとても便利になりました。
ちなみに、呑川という名称は「ここら辺はお酒を飲む人が昔から多いから」という理由で付けられた名称ではないそうです。
ですが、呑川の名称には諸説がいろいろあり、「人を飲み込むほどの氾濫をしたから」説や「動物(牛?)が川に落ちた際に川の水を飲んだから」説など、さまざまな諸説があるとのこと。
そして、もっと昔は別の名称の川だったという話の記憶までは残っているのですが・・・昔の名称までは思い出すことができませんでした。
どなたか呑川の旧名称をご存知の方はぜひご一報をお願いします!
風が冷たくて寒かったけど川沿いの夜散歩は楽しかった
空港やイノベーションシティを背中に向けて歩き出して見る景色は、不思議と安心感があり、そして後ろを振り向くと未来を感じさせるドキドキ感もあります。
最先端と向かい合わせで共存する昭和の景色。なんともたまらない組み合わせです。
HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ) ・環八通り / 東京都大田区羽田空港1
ポンジュース看板 / 東京都大田区羽田旭町15−6
穴守橋 / 東京都大田区羽田旭町16
呑川新橋 / 東京都大田区西糀谷2-9-4