【大田区】2024年の初散策・旧一の大鳥居〜五十間鼻を歩いて穴守稲荷神社で初詣
静かな街だけど利便性もあって穴場の観光スポットも多いエリア、それが穴守稲荷〜羽田の地区。散策におすすめの場所です。
今回は、穴守稲荷神社への初詣の後の散策に!旧一の大鳥居〜五十間鼻まで歩いてみました。
旧一の大鳥居へのおすすめコースは六間堀から真っ直ぐ・坂を登りきると潮風の香りが漂います
旧一の大鳥居に向かうおすすめコースは、羽田空港行きの京急バスが通る道順と同じ、六間堀を真っ直ぐ歩き、坂を登りきって弁天橋を目指すコースです。
弁天橋手前の坂から少しずつ潮風の香りがしてくるところがたまらないです。
穴守稲荷神社 旧一の大鳥居
海老取川・多摩川河口に架かる弁天橋を降りた前の前に現れるこちらの大きな鳥居。大田区外から羽田空港に向かう人に「空港に行く途中のあの鳥居は何?」と聞かれる地元民の方も多いかと思います。
この鳥居は穴守稲荷神社の旧一の大鳥居。旧穴守稲荷駅前にありました。
この鳥居の歴史や諸々の経緯は省略しますが、昭和4年に京急電鉄が奉納したもので、この場所には1999年に移設されました。
現在は国土交通省の管理となっている場所ですが、サイクリングやツーリングをされている方の休憩所として、そして高齢者施設の入居者の方の散歩コース、そして犬の散歩コースにもなっている場所になっています。
旧一の大鳥居から見る朝日は最高で、毎年の初日の出の人気スポットになっています。また、海沿いには感覚を置いて椅子が置かれ、ゆっくりできるようになっています。
旧一の大鳥居をくぐって少し先まで歩いてみる
旧一の大鳥居を参拝し、鳥居をくぐって空港方面に向かって歩き、多摩川河口を散策します。
後ろが羽田イノベーションシティの位置あたりの場所に河口の下まで降りれる階段があります。時間的に中潮だったので下まで降りてみました。
多摩川スカイブリッジの横をたくさんの飛行機が飛んでいます。
後ろを振り返ると、五十間鼻の後ろに大師橋そして富士山が見えます。
北風が強いので、羽田空港までは行かずにここで逆方向へ。
五十間鼻の方に向かいました。
多摩川と海老取川の分岐点・五十間鼻(ごじゅっけんばな)
五十間鼻は、多摩川と海老取川が合流する部分にああります。満潮時には川の中に沈みますが、引き潮の時に石積みの上を歩くことが可能で、カニが餌を求めて歩いている姿を見ることもできます。
「五十間」は、長さ約90cmのことで、この石積みは護岸のために作られたそうです。この場所では釣りを楽しむ方をよく見かけます。
さらに北風が強くなってきたので、穴守稲荷神社に向かいます。
東京羽田のおいなりさん・穴守稲荷神社へ初詣
「羽田ではやる お穴さま 朝参り 晩には 利益授かる」でお馴染み、東京を代表する稲荷神社として有名な穴守稲荷神社へ到着しました。
大田区民以外からの参拝客の方も多く、かなりの賑わいです。
個人的に、穴守稲荷神社は受験時代から参拝しているのですが、学問系で何かが控えている時は穴守稲荷神社への参拝と御神砂をいただき、その後のお礼参りは必ずしています。
花手水もお正月らしい彩りでとてもすてきでした。
穴守稲荷神社で今回一番見たかったモノ・無窮の鳥居ネオン
本殿・奥野院・稲荷山の登頂を終えた後、今回一番見たかったモノは、昨年御神穴に奉納された「無窮の鳥居ネオン」です。
大田区に東京本社があるネオン会社「アイネオン」さんが製作したネオンアート。
無窮の鳥居ネオンは人感センサーでネオンが点灯して、鳥居が無限に建つ姿を表現した作品とのことです。
最近は若い世代の方にもウケが良いネオンアートですが、サイバーパンクファッションの時代を通った筆者の世代にも刺さる無窮の鳥居ネオンでした。
古き良きモノに新しい古き良きモノを重ねる街・羽田地区
羽田空港や川崎方面に向かう人が利用するだけと思われがちなのが羽田地区ですが、色々散策してみると、歴史のある場所の中に、個性やバラエテイに富んだ場所やモノがさりげなく存在している魅力的な街です。
お正月の時だけではなく、フライト時間より少し早めに羽田に到着した時や東京観光の時など、羽田地区のいろいろな場所を散策していただくと嬉しく思います。
旧一の大鳥居 / 東京都大田区羽田空港1
五十間鼻 / 東京都大田区羽田6-11-5
東京羽田 穴守稲荷神社 / 羽田5-2-7