ギャザースカートとフレアスカートだとフレアスカートの方がボリュームが多いと思い込んでる方も多いですが、すその長さが同じであれば、すその広がりは同じになるんですよ。

フレアスカートを等分割します。

すそが一直線になるように並べます。

これを四角で囲むとギャザースカートの型紙になります。

三角の白い部分がギャザー分となり、すその長さが同じだと同じ広がりのスカートになるという事が分かりますね。
白い部分の生地の分、ギャザースカートは腰回りから膨らむんですね。

すそのボリュームが多いほど腰回りも同じ長さなので、縮めた分モコモコになるので、腰回りをすっきりさせたいならフレア、腰回りからふくらましたい場合はギャザーなど使い分けるといいと思います。

このように段ごとにギャザーが増えて横幅が広くなるスカートだと、段ごとの倍率によっては、すその長さが全円スカート位になるものもあるんですよ。

また、柄によって相性の悪い型紙の形もあります。
それはまた次で説明しますね。