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普通の洋服の設計図をコスプレ用に作り替える方法

コスプレ衣装を作る時、特殊な形でなかなか同じ形の型紙がなかったりしますよね。
そんな時は細かい所を見るのではなく、シルエットの近い型紙を土台に改造するといいですよ。

改造する方法

型紙を改造するときは出来上がりの線で型紙をマスキングテープで組み立てます

型紙を体に当てて直接線を書き込みます。

人間の体は立体なので平面でバランスが取れているように見えても、肩と脇は後ろに倒れているので実際は少し小さく見えます。

平面だとイメージに近いバランスに見えますが、脇は側面に回り込むので狭く見えるんですね。

だから体に当てながらが大事なんですよ。
なので実際に体に当てて描きます。

こんな感じに土台の型紙より丈が長くて、ふちが幅広く切り替えがあって刺繍が履いている場合。
体に当てて鏡を見ながらざっくり書き込みます。
書き込んだら清書をします。

色の違うところは切り替え線の所で型紙を切り離します。
重ねる部分は上に型紙を重ねて形を写し取ります。
縫い代のない所に縫い代を付けます。

基本洋服の色が違う場合はこのような感じで切り替えます。

切り替える部分の素材が違ってもいいの?

違っても大丈夫です。
ただし洗濯を頻繁にするのであれば素材によって色落ちするものもあるので、そういうものは選ばないようにすると良いです。
また、厚みや張りが異なるとシワになる場合があるので、薄い、テロテロしたものを面として組み合わせる場合は、裏に接着芯を貼って張りを出してから使うといいです。
例 ツイルとサテンなど

フリルなどに異なる素材を使う場合はあまり問題にならない場合があります。

※綿のレースなど副資材も水で縮むものがあるので、綿素材は長めに用意して水で縮ませてから合わせてください。

洋裁好きを増やし挫折する人を減らすのをライフワークとして、世界一やさしい洋裁教室を目指してネットで服や布小物の作り方を公開しています

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