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色落ち、縮み知らないと完成した服が台無し!布を切る前の生地の水通しの重要性!

洋裁の本をみると、布は切る前に水に浸けるって書いてあります。
でもめんどくさいし、やりたくないですよね。

実は天然繊維は水に濡れると縮む物があるんです。

天然繊維って何?

綿とか麻とか植物の繊維から作られる繊維の事です

どれくらい縮むの

1mで4~5cm位縮む物はよくあります。
だいたい日本の規格でも洗濯の寸法変化率は2~5%は許容率のようです。
つまり1mで2~5cmの縮みは許容範囲。
S、M、Lの各サイズの横方向の差はだいたい5~6%くらいなので、水に浸けずに作って洗濯したらワンサイズ小さくなってしまうという事もあるんですね。

ズボンって丈が90cmとか100cmって普通にありますよね。それが5cm縮むとしたらかなり短くなると思いませんか?
せっかく作ったのに、水通しをすっ飛ばしたせいで洗濯したら着られなくなったとか嫌じゃないですか?

参考資料

ボーケン基準(繊維製品) 生地・製品検査 品質基準一覧表 ◇抜粋◇

色落ちの確認にもなるよ

また水に浸けると色落ちがするものもあるよ

揉み荒いどころか、水に浸けるだけでどんどん色落ちするものもあります。
同じシーチングや、ブロードという名前の生地でも、製造している工場が違えば、最終加工が違うので、海外の輸入品だと色止めしていなかったり、デニムのように色落ちするのが味の生地もあります。

買う方はどの生地がどこの工場で作られたか分からない

どれが防縮加工された生地か、色落ちする生地かなんて、趣味で洋裁している位の人ではわかりませんよね。
だから綿と麻はまず水に浸けて乾かして、縮めてから型紙を写して切ってくださいね。

水通ししなくていい生地もあるよ

化学繊維や絹、ウールや半合成船の中には水通ししなくていい物、しない方がいいものもあります。
そちらはまた今度。

洋裁好きを増やし挫折する人を減らすのをライフワークとして、世界一やさしい洋裁教室を目指してネットで服や布小物の作り方を公開しています

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