着れない服が出来上がる!普通の布にニットの型紙を使っちゃダメな理由!【おさいほう】
市販の型紙や本の付録の型紙。
好きな色や柄の生地で、自分好みに仕上げたいですよね!
でも生地によって使える型紙と使えない型紙があるんです!!
ニットの型紙はゆったりとした大きい物でなければ
人間が動くために必要なゆるみが非常に少ないかマイナスの場合があります。
二の腕をつかんで腕を曲げ伸ばししてみてください。
筋肉が膨らみませんか?
つまり人間は動く度に筋肉の大きさが変わったり、曲げたところの長さが変わるんです。
こんな態勢で座った時ウエストベルトがお腹に食い込んだりお尻回りがパツパツになったりしませんか?
また体をねじったりするときに、体にぴっちりとした織物だと体を動かすのも大変ですよね。
だから織物の生地を使う前提の型紙には、ゆるみが入っています。
ですがニットは生地が伸びるので、その伸縮で、動くためのゆるみをカバーしてくれるんです。
そのため型紙も伸びることを見越してゆるみの量を少なくして作ってあります。
だからニットの型紙に伸びない生地を使うと、ゆるみが入っていないので着られない服になってしまうんですね。
型紙がニット専用の場合は必ずニットを使ってくださいね〜。
型紙の説明書
えりをつける時に印をつけ忘れると高確率で綺麗につけられないよ
型紙を作ったら前身頃と後身頃の長さが合わないけどそのまま縫ってもいいの?
型紙通りに切ったのに!カーブの所の長さが合わないのなんで!?