想い出がいっぱい詰まった洋服、大切に使っていたバッグや靴など、日々の生活に欠かせないものや宝物のような存在だったものが破れたり壊れたりするとショックですよね。でも大丈夫！「リフォームプロ」にお願いしたら、きれいに直してくれるだけでなく、さらに使い勝手をよくしてくれたり、想い出を上手に残してくれたり、素敵によみがえらせてくれるんです。最近は再生だけでなく、新生にもチャレンジして日々進化しているんですよ。どんな進化をしているのかご紹介します。

修理の力強い助っ人

「リフォームプロ」は、神戸市営地下鉄「湊川公園駅」、神戸電鉄「湊川」から徒歩3～5分の「ダイエー湊川店」の1階にあります。

洋服のお直し、靴や鞄、アクセサリーの修理、時計の電池交換、合鍵作製など対応する、町の修理屋さんです。

お客さんの思いを汲んで丁寧に対応

「元のイメージをこわさないように、お客さんの意図を大切にして修理することに一番注力しています」とは社長の中條眞由美さん。

「お父さんが使っていたビジネスバッグを、自分と息子と3代にわたって使いたいから、今の形をなるべく残しながら修理してほしい」「自衛隊で使っていた唯一無二の鞄の持ち手を見た目が分からないように補強したい」「お気に入りのルイ・ヴィトンのバッグを使い勝手の良いウエストポーチにして」など、お客さんの数だけ思い入れがあります。

無理なように思えるオーダーにも真摯に向き合い、一生懸命考えて、できるだけ喜んでもらえるようにとアイデアを出します。

内ポケットの交換と持ち手の強化を依頼されたルイ・ヴィトンのバッグは、茶系の革で持ち手が外れない様こんな形に。

丸首のTシャツをVネックになんておちゃのこさいさい！

その他、阪神タイガースの法被のカスタマイズなんて、お手の物です。

え？こんなものも直してもらえるの

こんなものにも対応しますよ。
足が不自由な人の靴の補助具のマジックテープの交換です。
医療器具なので、専用の工房に依頼すると時間も費用もかかる、ならばこちらのお店に頼んでみようと依頼があったそうです。

その他、乗馬の馬具の修理なども対応したことがあるとか。

「”ここに来たら何とかしてもらえる”と、大事なものを持ってきてもらうのはうれしいですね」と眞由美さん。

リフォームプロならではの手作り品に注目

そんなリフォームプロの今後の展開ですが、「直すばかりでなく新しく生み出したい」と、手作り品の販売に力を入れていきます。
リフォームの技術やアイデアを取り入れた、ありそうでなかなかないものが商品の主流。そちらもちょっとご紹介いたしましょう。

そのうちの一つが、着物をリメイクした洋服です。どちらも素敵でしょう。
実はリフォームプロのスタッフのなかに、着物リメイク作家さんがいるそう。着物の生地をパッチワーク風につなげたデザインや、この写真の2枚は上着がリバーシブルなんですよ。どちらもＡ面になりそうですよね。ひと手間かけていて、アイデア的にも斬新。そしてどこにもないたった一つの洋服になるというわけ。

こちら、着物の生地をリメイクした手帳カバーです。
ボールペン入れが付いているのも気が利いています。手作りならではのアイデア商品ですよね。

こちら、眞由美さんの特技の編み物をいかした「手編みバッグ」。
バステル系、ビビット系、ブルー系といろいろそろいます。内袋もついて丈夫なのも特徴です。

修理の材料としての革から、名刺入れや携帯ケースなども。

ポストコロナといってもまだまだマスクは必需品。ならばよりおしゃれでかわいいマスクをつけたいもの。
色付きの窓が開いたオーガンジーの生地を使ったものや、不織布のマスクの上につけれるおしゃれなレースのマスクカバーのアイデアもさすがです。

再生だけでなく、新しく生まれる商品もますます楽しみな「リフォームプロ」。
宝物の修理の依頼はもちろん、ちょっとおもしろい一点ものがあるかもしれないので、気軽ののぞいてみてはいかがでしょう。