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【神戸市中央区】「あら、素敵!」なんてかわいくてなんておいしいんだ「あら、りんご。」のりんごスイーツ

歌見フリーライター、御朱印ガール、仏像女子(赤穂市・相生市)

「a la ringo(あら、りんご。)」は、青森産のリンゴや、リンゴを使ったスイーツやドリンクを販売する専門店です。1階がテークアウト・物販スペース、2階はイートインスペースになっています。神戸本店が1号店、青森・奥入瀬に2号店、そして、2021年10月には、大阪・近鉄あべのハルカスにも3号店ができ、今、話題のお店です。

新業態の青森りんご専門店

木目を基調としたナチュラルな内装の店内
木目を基調としたナチュラルな内装の店内


トアロードと生田新道の交差点にあるこのお店。経営するのは、神戸を中心に飲食店を展開する「ワールド・ワン」です。
郷土の食材を扱い、地方と都市をつなげ地方を活性化するような飲食店を多数経営していますが、「あら、りんご。」のような、果物とそれを使ったスイーツ、ドリンクをテークアウト、イートイン両方で行なうというのは新しい試みだったそうです。

1階の物販・テークアウトコーナーも充実のラインナップ

1階のテークアウト、物販スペースです。
店の真ん中に置かれているのは、生のリンゴです。
年間を通して、その時に一番おいしいリンゴを青森から直送しています。

木箱に入った生のリンゴ
木箱に入った生のリンゴ

リンゴの収穫期は、極早生の品種が出始める7月から始まります。

店には、10月下旬ごろには4~5種類が並び、多いときは6種類ラインナップすることも。
ふじ、津軽、むつ、王林など、おなじみのものはもちろん、青森でもあまり見ないレアな品種が神戸に並ぶこともあるそう。

取材日には、名前もキュートで、超レアな「はつ恋ぐりん」に出合えるというラッキーもありました。

「はつ恋ぐりん」
「はつ恋ぐりん」

リンゴは、買ったものを輪切りにしてもらって、2階イートインスペースで食べることもできるそうですよ。

「品種で選べる桜庭りんご農園のりんごジュース」
「品種で選べる桜庭りんご農園のりんごジュース」

ジュースだけでなくリンゴビネガーも!
ジュースだけでなくリンゴビネガーも!

「林檎俱楽部」のジュース
「林檎俱楽部」のジュース

リンゴジュースも多種多様。どれを選ぼうか迷ってしまいます。

品種ごとに作られているものも多く、「品種で選べる桜庭農園のりんごジュース」は、それぞれのジュースの色も微妙に違い、ラベルには、生のリンゴに貼られているシールを使っています。

「林檎倶楽部」は、青森産のりんご5品種を各単体ごとに搾った100%ストレートりんごジュースセット。飲み比べも楽しめるサイズです。

青森県南津軽郡大鰐町にある100年以上続くリンゴ農家「山田果樹園」とコラボした「オリジナルブレンドりんごジュース」もあります。

スイーツ類も豊富にラインナップ
スイーツ類も豊富にラインナップ

その他、焼きドーナツなどの焼き菓子やバターサンドも人気で、これらは青森の工場で作ったものが神戸に届いています。

生ケーキは約10種類がスタンバイ
生ケーキは約10種類がスタンバイ

生ケーキは、お店で作ってるんですよ。
季節限定のものも含め、常時約10種類がそろいます。

テークアウトはもちろん、2階のカフェでイートインすることもできます。
どれもおいしそうで、目移りしてしまいます。

リンゴ色が濃い2階カフェ

カフェの中央にあるリンゴの木
カフェの中央にあるリンゴの木

リンゴのライト
リンゴのライト

2階のカフェスペースです。

真ん中に飾られたリンゴの木が印象的で、カップルに人気のカウンター席には、コロンとかわいいリンゴのライトがほのかに赤く灯っています。

なんておいしいんだ!りんごスイーツ

あおもりんごさん648円
あおもりんごさん648円

形も名前もかわいくて人気の「あおもりんごさん」。
紅玉をまるごと1個使った贅沢スイーツです。りんごゼリー、クリームブリュレに青森産カシスをのせて、さらにマロンクリームと生クリームがのっているという。
酸味と甘みのバランスが絶妙で、罪悪感を感じないおいしさです。
ナイフとフォークでいただくのもポイントです。

薔薇りんご
薔薇りんご

薄く切ったリンゴを薔薇の花のように飾った芸術作品のようなスイーツ。カスタードクリームとのバランスがたまらない~~~

りんごパイ410円
りんごパイ410円

その時、一番おいしいリンゴを薄くカットし、生のままパイ生地にのせて焼いたもの。サクサクのパイ生地との相性が抜群です。

りんごのクランブル各410円
りんごのクランブル各410円

りんごのクランブルは、紅玉とふじのコンポートがゴロゴロ入っていて、そこにアーモンドクリームのコクとレモンクリームの酸味が合わさっています。パイで包んでサクサククランブルをのせて焼くという、ひねりの利いた一品。

季節によってアイテムが変わり、私が行った日には、プレーン、チーズ、おいも、くりの4種類がラインナップしていました。その他、チョコレートやさくらなどもあるそうですよ。

「りんごサイダー」(手前)と「りんごヨーグルト」各432円+こおりんご108円
「りんごサイダー」(手前)と「りんごヨーグルト」各432円+こおりんご108円

手作りのりんごゼリー入りでしゅわっとおいしい「りんごサイダー」と、自家製りんごシロップを使い、紅玉をトッピングした飲むヨーグルト「りんごヨーグルト」は、りんご飴用の姫りんごの「こおりんご」をトッピング。かわゆさがさらにアップしますよ。

青森県在住の食育料理家・なぎさなおこさんも商品開発に参加

食育料理家・なぎさなおこさん
食育料理家・なぎさなおこさん

なぎさなおこさんは、青森県八戸市在住。病気予防をコンセプトにした野菜中心の家庭料理が人気のフードクリニック「なぎさカフェ」オーナーシェフで、食育料理家です。

料理本のアカデミー賞とも呼ばれる「グルマン世界料理本大賞」ウーマンシェフ部門で世界2位を受賞するという実力派で、企業や地域の魅力を引き出すレシピやメニューの開発、飲食店のプロデュース、食育講座の講師として全国各地で活躍中の旬の女性です。

「あら、りんご。」は、コンセプトから内装やメニューづくりまで、企画段階からなぎさなおこさんが参加しているお店なんですよ。

生のリンゴはもちろん、リンゴのおいしさをダイレクトに伝える数々のメニューも、リンゴ愛に満ちたなぎささんならではの視点が色濃く反映されています。

「りんごの木のシェアオーナー制度もありますので、ぜひ利用しておいしいリンゴを食べてほしいですね」と、なぎささん。

りんごの木のシェアオーナー制度 https://alaringo.com/owner/

「あら、りんご。」のロゴをバックに
「あら、りんご。」のロゴをバックに

1階から2階へ上がる階段の横の壁面には、「a la ringo」のロゴが描かれています。
そこをバックにして撮る映えスポットをなぎささんに教えていただきました。
ここで写真を撮るのもお忘れなく。

a la ringo(あら、りんご。)神戸本店
住所:神戸市中央区下山手通3-10-1 TRSXビル1,2F
電話番号:078-334-1105
営業時間 10:00〜20:00
定休日 不定休 (※詳細はSNS参照)
https://alaringo.com/

フリーライター、御朱印ガール、仏像女子(赤穂市・相生市)

フリーダムな仕事人で、居住地・赤穂から、兵庫県を中心とした関西一円を飛び回っています。旅行が好き、旅先でおいしいものを食べるのが楽しみな食いしん坊です。手がけた「乙女の御朱印めぐり旅」シリーズ(共著)で紹介しきれない神社仏閣の魅力、女子目線でのグルメやショップ情報、イベント情報なども、赤穂・相生発でお届けできたら幸せです。

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