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【赤穂市】御崎ガラス舎の「ぐびぐびゴクゴク展」でお気に入りのマイカップを探そう!

歌見フリーライター、御朱印ガール、仏像女子(赤穂市・相生市)

赤穂市御崎のガラス工房「御崎ガラス舎」で開催中の「ぐびぐびゴクゴク展」。兵庫県内を中心に、愛知、滋賀、岡山など12人のガラス作家によるカップを展示販売しています。大きさ、形状、色合いなど多種多様で、見ているだけでもワクワクします。これだけカップが並べば、きっと好みのものに出合えるはず。ビールでも日本酒でもワインでもコーヒーでも、何を入れて飲むかはあなた次第。この夏は素敵なマイカップで「ぐびぐびゴクゴク」飲んじゃいましょ~!会期は5月30日まで。

どれにしようか迷ってしまうグラスがいっぱい

店内に並ぶ、さまざまなタイプの涼し気なカップたち。
「これに日本酒を入れて飲んだらおいしそう」とか「これだけ大きかったら350mlの缶ビールが全部入るかな」など、気分が上がります。

今回開催している「ぐびぐびゴクゴク」展は、「御崎ガラス舎」では初めての企画。暑くなり始めるこの季節にぴったりです。

「御崎ガラス舎」を主宰するオカモトヨシコさんは「カップが売れるのは大体この時期。買おうと思ったときに、ほしいサイズがなかなか見つけられないこともありますよね。でもこれだけたくさんあれば、自分の手に合うもの、感性にぴったりなものが見つかるのではと思い、企画しました」と話します。
持ちやすさや容量、作家さんによってこだわりはいろいろ。また、何をぐびぐびゴクゴクするかも、おまかせしたそうです。

注目の作品はこちら

岡山・牛窓に工房を持つ天田悠(あまだはるか)さんの作品です。
はらまきをしたトラの表情と作品タイトルが何ともユーモラスな「寅さんはつらいのよ。」や干支をモチーフに毎年作っているサイコロシリーズの「チビトラ」でもおなじみですね。
こちらのパステルカラーのグラス、吹きガラスで作るグラスが多いなか、こちらはお皿などを作る時に使う電気炉を使って作っているそうで、工法としては注目度が高い作品です。

こちら大阪在住の梶本直子さんの作品です。梶本さんは、長浜・黒壁スクエアのガラス工房のスタッフだった作家さん。この企画のための作品「おじさんが支えるコップ」と「おじさんが支える豆皿」です。
帽子をかぶったおじさんが可愛いので、カップか豆皿どちらか1個でも十分存在感がありますが、ビールを飲むならちょっとしたおつまみ、またコーヒーやお茶を飲むならクッキーなどのお茶請け、せっかくならセットで買いたくなりますよね。

台湾や中国で人気の作家、神﨑美沙さんです。
神﨑さんも黒壁スクエアのガラス工房出身の作家さんです。

オカモトさん曰く「若者と都会の風を感じるガラス」は、微妙な色合いが素敵で、一見シンプルな感じですが、よく見ると色を重ね合わせ、光の入り具合で変化するように作られた作品です。

人気作品はお早めに

一番人気はこちら。「studio 08」の小原弘充さんの作品。
「泡立ちミニジョッキ」という作品名にもあるように、泡立ちがよくなる加工をしているビアジョッキです。
企画展が始まった頃は20個あったのに、4月27日時点で残り5個。再入荷を依頼しているそうですよ。
持ち手も大きくて持ちやすいので、手は腰で、”ぐびぐびゴクゴク”飲めそうです。

もちろん、オカモトヨシコさんの作品もありますよ。
右側に2サイズの「たっぷりグラス」がありますが、(大)は、350mlのビールがきれいに入るサイズだそう。氷をたっぷり入れるアイスコーヒーにもピッタリという容量にこだわりました。

入荷したばかりのジンベイちゃん、かわいいでしょう。
シアンカップタイプもあります‍よ。こちらも人気ですのでお早めに。

手に取って大きさや質感を確認できるのがうれしいのはもちろんですが、作家さんの経歴や近況などもオカモトさんから聞きながら買えば、ますます愛着を持って使えるのでは。お気に入りを探しに行ってくださいね。

御崎ガラス舎
住所:兵庫県赤穂市御崎2-1
営業時間・定休日:月により異なる
駐車場:なし(御崎観光駐車場を利用)
メール:ako@glass-days.com(問い合わせ・申し込みはメールかLINEで)
https://www.glass-days.com
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フリーライター、御朱印ガール、仏像女子(赤穂市・相生市)

フリーダムな仕事人で、居住地・赤穂から、兵庫県を中心とした関西一円を飛び回っています。旅行が好き、旅先でおいしいものを食べるのが楽しみな食いしん坊です。手がけた「乙女の御朱印めぐり旅」シリーズ(共著)で紹介しきれない神社仏閣の魅力、女子目線でのグルメやショップ情報、イベント情報なども、赤穂・相生発でお届けできたら幸せです。

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