【赤穂市】八重山料理の店「やいま」で「復帰50年記念ライブ~唄三線のつどい」開催!
赤穂市加里屋にある八重山料理の店「やいま」で、5月21日、沖縄本土復帰50周年を祝う「復帰50年記念ライブ~唄三線のつどい」が開かれます。参加奏者は、デフ三線奏者・木谷亮太さんら3人。また、音源が要らないアコースティックの楽器なら、何でも持ち込み可です。弾いて歌って飲んで食べて、みんなで沖縄の風を感じ、素敵な夜を過ごしませんか。
八重山料理専門店でライブ
八重山料理の店「やいま」は、2021年8月にオープンした八重山料理専門店。
石垣島出身の店主が作る八重山の家庭料理とオリオンビールや泡盛などのドリンク、そして三線などの沖縄音楽が楽しめる、沖縄フリークが集うお店です。
朝ドラで沖縄の料理が紹介され、何かと注目度の高い「やいま」で、「本土復帰50周年」を記念したライブが開かれます。
実力派奏者・木谷亮太さんも登場
ライブの奏者の一人、木谷亮太さんです。
三線の教師免許を取得しており、琉球民謡協会主催のコンクールでは新人賞、優秀賞、最高賞の受賞経験もある本格派。仕事の傍ら、関西を中心にライブ活動を続けています。
木谷さんは、2005年に、沖縄本島で遠泳大会に出たときに聞いた三線の音色に聞きほれ、2007年に三線教室に入門。どんどん腕を上げ、趣味の域を完全に超えて、今や今年の11月に宮古島でライブを開くほどの奏者になっています。
木谷さんは、1989年に感音性難聴と診断され、普段は補聴器を付けて生活しています。三線コンクールに出たことがきっかけで、発音、会話力がスムーズになったそうです。
「デフフラモンキー」のユニット名で、木谷さんと活動する玉城忍さんも、今回の奏者の一人です。
「デフ=Deaf 」=聴覚障がいのある木谷さん、「ブラ=Blind」=視覚障害がいのある玉城さんとのユニットということで、聴覚と視覚の障がいを意味する英単語を組み合わせたユニット名で活動しています。
今回は、玉城さん一人のステージ、ユニットでのステージ、両方のステージを予定しています。
4月に開かれたライブも盛り上がった
4月に「やいま」で開かれたライブの様子です。
木谷さんのレパートリーは、沖縄民謡とBIGINのカバー曲、そしてオリジナル曲もあります。
『島人ぬ宝』の演奏では、みんなで手拍子で大合唱、『芭蕉布』へのリクエストも上がり、大いに盛り上がりました。
「今年の春で三線を始めて15年になりました。三線は本当に楽しい。コミュニケーション能力も上がりましたし、人としての生き方や接し方も僕に教えてくれました。今回は沖縄の本土復帰を記念してのライブなので、平和を願う歌を演奏したいですね。11月の宮古島ライブに向けての歌も披露したいです」と木谷さん。
4月のライブでもセッションの場面や、ギターを持ち込んで弾き語りをする場面もあり、入れ代わり立ち代わり、いろいろな人がステージに上がって唄や演奏を楽しんでいました。
チャージ料は不要!料理をオーダーするだけでOK
ライブはチャージ料は不要、何か食事をするだけで参加できるそうです。
店主手打ちの八重山そばや自慢のチャンプル類をつまみに、泡盛やオリオンビールを飲みながら、沖縄に想いを馳せませんか。まだ若干数お席はあるそうです。電話でお問い合わせください。
また「唄三線のつどい」は、今後も不定期で開催する予定です。
「ギターでもウクレレでもオカリナでもOK。いろいろな楽器を持ち寄って、沖縄が好きな人、楽器が好きな人、歌が好きな人が集まって、食べて歌って楽しい時間を過ごせたら最高ですね。演奏者は随時募集しています」と店主のやいまさん。
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復帰50年記念ライブ~唄三線のつどい
とき=5月21日(土)18:00~
ところ=やいま
参加費=無料(お料理をご注文ください)
申し込み=やいまにお電話ください