【葛飾区】来年の干支「辰」がモチーフに!芸術的なオブジェも!かつては用水路、時代の流れと共に緑道へ
「西井堀せせらぎパーク」は、全長約500メートル。蔵前橋通りの巽橋交差点から奥戸方面までのバス通り沿いにある緑道です。
6つの広場があり、地元民の散歩やジョギングで親しまれています。かつての用水路を埋めて作られており、マニアックかな?暗渠に興味ある方にもおすすめ。時代の流れと共に用水路の役割から緑道へ整備された歴史ある場所でもあります。
今年は水遊び施設が終わり、公園全体は閑散としている印象。水遊び以外に楽しめるといえば、芸術感溢れるオブジェが多数設置されているところでしょうか。来年の干支「辰」もあちこちに出現していますよ。近くで見ると表情がおちゃめです!
入口広場(巽橋交差点側)
巽橋交差点近くの入口広場は、鳥のようなオブジェが目印。バスや車に乗っていると、見過ごしてしまいますが、歩いてみるとその存在に目をひきます。大通りの近くとは思えないくらい、落ち着いた雰囲気を醸し出していました。
「巽の泉」です。ここはじゃぶじゃぶと水が出ていたので、ちょっとした癒し空間です。
せせらぎ広場
入口広場を抜けると「せせらぎ広場」です。ここは、大きな石のオブジェが目立ちます。更に歩くと、パイプのオブジェも。道もうねうねしていて、歩いていても退屈しないくらい目を楽しませてくれます。
柳のトンネル
緑道の中間地点は柳がつらなります。柳の木はその独特なフォルムや日本古来の伝説から、幽霊を連想してしまうことも。実は丈夫で折れにくく、一足先に春の訪れを知らせることから、縁起の良い木と言われているそうです!そう思うと柳が持つイメージも変わるかも?風情を感じられる場所です。
ふれあいの広場(公衆トイレ)
きのこのような形がかわいらしい!ふれあいの広場にある公衆トイレです。壁面にガラスブロックが取り入れられ、モダンな印象。
竜骨のアーチ
これまた変わったオブジェを見かけました。何だろう?と思って案内図を確認してみると、竜を模している「竜骨のアーチ」。なかなか斬新です。
随所にあるベンチ
あちこちにベンチがあるので、散歩の休憩にちょうどよいです。少し年季が入っているため色褪せてはいるものの、やはり芸術感は隠せなさそうです。
入口広場(奥戸方面側)
区民の日常に寄り添っている「西井堀せせらぎパーク」。ゆっくり歩いてみると、芸術的なオブジェ達にほっこりさせられる散歩時間になりました。
遊具がないので、子ども達を遊ばせるには難しいですが、オブジェを見ながら散歩も充分に楽しめます!
JR新小岩駅から徒歩5分ほど。お出掛け前後に、少し足を伸ばしてみませんか?かつて、ここが用水路だったと思いを馳せるのもおすすめです。
西井堀せせらぎパーク
葛飾区東新小岩5-20地先から東新小岩3-9地先まで
※令和5年度の水遊び施設は終了しています。
葛飾区ホームページ
葛飾区公園課公園管理所