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自撮りから旅撮影までこなせるブイログカメラ「ZV-1」

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ブイログって言葉を最近耳にしたりしませんか。ブイログって簡単に説明すると「Video(動画)」「Blog(ブログ)」を合わせたものです。

捉え方によって使い方が変わるかもしれませんが、基本的に「自分を中心に映像を記録する」そんな感じで良いかと思います。

そんなブイログ撮影にピッタリのカメラがSonyから発売された「ZV-1」です。

現在はBlackとWhiteの2色から選べます
現在はBlackとWhiteの2色から選べます

このZV-1は背景をぼかした撮影映画の色味に近いシネマティックな表現の撮影もこなせて、小型カメラなのに凄く画質が綺麗です。

もちろんレンズ交換式カメラのように、どんな状況でも対応できるってカメラではありませんが、普段使いにも旅行にも大きさから考えると素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれます。

今回はZV-1の魅力と駄目なところを簡単にまとめてみました。

・コンパクトデジタルカメラである事の優位性
・使いやすいシューティンググリップ
・ウインドスクリーン付属で高音質録音
・使い続けて気になる点
・全体的に綺麗にまとまっているブイログカム

【コンパクトデジタルカメラである事の優位性】

私は以前は大型のレンズ交換式カメラを持ち出して、外でのYouTube用撮影を行っていました。でも現在はアクションカメラのGoProと、このZV-1でほとんど撮影を行ってます。

ただ映像を記録するだけならGoProだけでも良いんですけど、やっぱり印象的なシーンは綺麗に撮りたいですからね!その場合はZV-1の背景ぼかし撮影や色って言うのはとても役に立ちます

コンパクトカメラだから気軽に撮影出来ます
コンパクトカメラだから気軽に撮影出来ます

2020年の11月に日光でブイログ撮影した時もメインの撮影カメラはZV-1でした。やはりコンパクトデジタルカメラなので持ち運びやすく、撮影したい時に直ぐに利用できるのは大きなアドバンテージになります。

【使いやすいシューティンググリップ】

ZV-1はシューティンググリップと組み合わせる事で更に使いやすさが向上します。

このグリップはBluetoothでカメラ本体と接続出来て、「シャッター」「ズーム」「カスタムボタン」が備わっています。そして、グリップはミニ三脚としても利用出来るので、テーブルや地面に置いての撮影もバッチリこなせます。

日光の霧降高原では階段に置いて風景を撮影しました
日光の霧降高原では階段に置いて風景を撮影しました

あくまで小型のグリップ型三脚なので、アイレベルの高さの撮影は工夫しないと出来ませんが、使えるシーンはかなり多いです。

【ウインドスクリーン付属で高音質録音】

ZV-1のマイクは高い集音性能ノイズリダクションを3つのマイクカプセルが可能にしています。それによって、高密度でクリアな録音が可能となっています。

確かに外付けのマイクを付けないでも、良い音で録音できます。付属品のウインドスクリーンを取り付けると、屋外の撮影で風が吹いていても良い感じで声が入ります。

ただ、前面からの音と背面からの音で全然音量が違います。私は自撮りと通常撮影を良く切り替えるんですけど、後で動画編集するときに音の大きさが全く違って、ちょっと面倒に感じる事があります。ここ注意です。

ウインドスクリーンが付属品で入っているのは嬉しいですね
ウインドスクリーンが付属品で入っているのは嬉しいですね

【使い続けて気になる点】

ZV-1を愛用していて気になる点もあります。

まず発売後に多く言われていた「画角が狭い」

ZV-1は広角の画角が24mmとなっています。これが自撮りでは結構使いにくくて、グリップ装備で自撮りしても、ほとんどのシーンが自分の顔のアップになってしまうんです。

外で片手持ちで腕を伸ばして撮影したイメージ画像
外で片手持ちで腕を伸ばして撮影したイメージ画像

腕を伸ばせばある程度背景も一緒に入りますけど、ちょっと油断すると顔のアップ映像ばかりになります。

ズームは24-70mmなので、一般的なミラーレスカメラで言うところの標準ズームレンズを装着した撮影をそのまま出来るイメージです。

個人的には広角側は20mmにしてもらえると嬉しかったんですけど、カメラの構造上難しいみたいですね。

ただ、その分レンズは明るいF値が使えます。F1.8から使える事により暗い場所でも撮影しやすかったり、背景ボケを強力に出来るメリットはあります。

カメラファンとしては10万円クラスのカメラなのに外装が少し安っぽく見えるのも残念な点です。特にレンズ回りやグリップはもう少し高級感ある素材・・・もしくはデザインにしてほしかった。

レンズ部分の丸みを帯びたデザインとグリップが安っぽく感じてしまう(個人差アリ?)
レンズ部分の丸みを帯びたデザインとグリップが安っぽく感じてしまう(個人差アリ?)

【全体的に綺麗にまとまっているブイログカム】

ZV-1は「サイズ」「描写力」「使いやすさ」など綺麗にまとまっていて、SONYが長年作り続けているコンパクトデジタルカメラの良い部分をしっかり活かせていると感じます。

冒頭でも言いましたが私自身気に入っていて、外でのブイログ撮影カメラとしてはエースカメラです。

先ほど少し気になる点と言う事で話した、画角の問題や外部端子、そして価格の割には若干チープな感じと言ったところはありますが、実用面では十分満足できるカメラです。

今回のブイログカムZV-1は2021年になっても、購入キャンペーンを打ち出したりしていて、SONYの力の入れようがわかるカメラです。もしZV-1の購入を考えている方は現在お得になっていますのでキャンペーンもご利用ください。

・Sonyが行っているキャンペーン:21年春 Let’s “Vlog”キャンペーン
・Sonyの公式ページ:デジタルカメラ VLOGCAM ZV-1/ZV-1G

今回は私がお外で動画撮影するのによく利用するSONYのブイログカムのお話をしましたけど、より詳しくレビューをご覧になりたい方はYouTubeチャンネルでも何度もお話してます。お時間のある方は是非そちらもご覧ください。

【記事後記】

暖かい日が増えてきて花粉も厳しい時期になってきました。私は花粉症は軽度なので、まだ外での撮影も大丈夫なのですけど、花粉症で大変な方もいますよね。

身体が大変な時は無理せず、撮影を楽しみたいですね。私もいい年になってきて健康の事を以前より考えるようになってきました。でもカメラは年齢に関係なく楽しめる趣味になりますので、ゆっくりと使い込んでいきたいですね。

ガジェット紹介YouTubeCreator

YouTubeで動画投稿を続ける自由人!主にカメラやパソコンやスマホなどのデジタルデバイスを扱うのが大好きなパパさんです。 ミラーレスカメラとiPhoneで動画作品も作ります!

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