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5月26日はスーパー皆既月蝕。カッコイイ写真を撮りたい!

わっき動画ライター/パノラマ写真家

2021年5月26日(水)に日本全国で「皆既月蝕」が観測できます。

しかもこの日の満月は2021年で最も地球に近いスーパームーン!

是非とも観測し、写真や動画にも記録したいものです。

皆既月蝕の始まりは20時09分で、終わりは20時28分。この時間なら観測しやすいですね♪
肉眼でも赤くなった月を見ることができますが、できれば双眼鏡や望遠鏡があると良いでしょう。

皆既月蝕中の月は赤く見える
皆既月蝕中の月は赤く見える

この程度の写真なら割と簡単に撮影できます。
ひょっとしたらスマホでも望遠カメラが付いていればそこそこ撮れるのではないでしょうか。

でも折角なので時間の経過とともにだんだんと欠けていく月を撮りたいですよね。

例えばこんな感じ。

だんだん欠けて皆既月蝕へ
だんだん欠けて皆既月蝕へ

これなら20〜30分おきくらいに外に出て撮影すれば大丈夫。
特に難しいこともありません。

でも欲を言えば部分食の始まりから終わりまで全てを記録したい!

2014年10月8日の皆既月蝕
2014年10月8日の皆既月蝕

ただしこうなると3時間以上かかるのでなかなか気合が必要ですし、撮影機材ロケーションの準備もしっかりと行わなければなりません。

ではどんなところに注意したら良いのでしょうか?

まずは定位置にしっかり三脚で固定して、同じ条件で一定間隔に撮影(インターバル撮影)し続けられるようにします。僕はサードパーティー製のタイマー付きリモコンを使用しています。
地球は24時間で360度回転するので、3時間以上の撮影となると月は約45度移動することになりますね。なので一画面で全てを捉えるには思った以上に広角なレンズが必要になります。
また長時間撮影となるとレンズの結露対策としてレンズヒーターなども用意できるとなお良いですね。

左:メインカメラの魚眼レンズにレンズヒータを装着しインターバル撮影 右:サブカメラにはズームレンズ
左:メインカメラの魚眼レンズにレンズヒータを装着しインターバル撮影 右:サブカメラにはズームレンズ

僕の場合は1枚の写真としてだけでなく、動画作品としてもまとめたいので複数台のカメラで撮影しました。
インターバル撮影をしておくと編集で色んな表現ができるようになります。

この日の皆既月蝕も動画作品として公開してあります。(カメラ3台で撮影)

また5月26日の月蝕は、北海道西部、東北地方西部、中部地方西部、西日本では、月が欠けた状態で昇ってくる「月出帯食」となります。

2014年4月15日の月出帯蝕

こちらは皆既月蝕ではありませんが「月出帯蝕」を動画にしたものです。

今回は月の出からの約3時間、南東の開けた場所が狙い目です。

2018年1月31日の皆既月蝕

この時はカメラ2台で撮影しました。
単に月の移動だけを撮っても面白くないので、鉄橋や木を構図に入れてみました。
スマホの星座アプリなどを使うと、現地で構図を決めやすいです。

メインカメラ
メインカメラ

サブカメラは前半と後半で画角を変えて撮影し、動画用の素材にしました。

サブカメラ前半部分
サブカメラ前半部分

動画作品はこちらです♪

ただ今はちょうど梅雨の時期なので、雲のない状態での長時間撮影は難しいかも知れませんね…。
せめて皆既月蝕中の大きな赤い月だけでも見られると良いですね。

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動画ライター/パノラマ写真家

動画ライター/パノラマ写真家/YouTuber。1999年にフリーランスとして独立。テレビ/映画/ゲームなど幅広い分野の映像制作を手がける他、YouTuber、動画レポーターとしても活動中。パノラマ写真は1990年代から撮り続けている。 ストリートビュー認定フォトグラファー/Meta Quest 公式アンバサダー

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