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【川崎市】岡本太郎美術館がクラウドファンディングを実施!―視覚障害のある方にも「アート体験」を!

和合大樹/Wago TaikiWAGO PLANNING代表(川崎市)

川崎市多摩区にある岡本太郎美術館。川崎市民であれば、小中学生の頃に一度は訪れたことがあるであろう有名な美術館。子どもから大人まで気軽に「アート体験」いただける様々なワークショップ等を開催しており、生田緑地の観光スポットの一つとして、市民に親しまれている美術館です。


今回、その岡本太郎美術館では新たな取り組みとして「ガバメントクラウドファンディング」を活用し、視覚に障害をお持ちの方でも安心して来館し、太郎作品に親しんでいただくためのプロジェクトを実施するといいます。

触れることで作品の形や輪郭がわかる作品紹介カード
触れることで作品の形や輪郭がわかる作品紹介カード

ガバメントクラウドファンディングで実施するプロジェクト

目的

川崎市では、誰もが文化芸術に身近に触れ参加できる環境、「アート・フォー・オール」の実現に向けた取組を推進しております。
その一つとして、ガバメントクラウドファンディングを活用し、視覚に障害を持つ方を対象に、安心して岡本太郎美術館に来館いただき、太郎作品に親しむ機会を提供します。

内容

■「美術館案内パンフレット」の作成

点字や触知図(を付したもの)を用いて館内のレイアウトや設備等を紹介したパンフレットを作成します。

■立体的な「太郎作品紹介カード」の作成

鑑賞を補助するため、触れることで太郎作品の形や輪郭が分かる紹介カードを作成します。

■専用機器による「鑑賞体験イベント」の開催

ロービジョンの方(見えにくさがあり生活上の不自由を感じる方々)を対象に、(株)QDレーザ(川崎区渡田町)が開発等した網膜に直接映像を投影する専用機器を利用し作品を鑑賞するイベントを開催します。

専用機器を使って作品鑑賞する様子
専用機器を使って作品鑑賞する様子

募集期間

令和6年4月2日(火)から6月30日(日)までの90日間

目標金額

120万円 ※目標金額達成後も募集期間中は受付をいたします。

申込方法

こちらのURLから:https://www.furusato-tax.jp/gcf/2949

ふるさと納税の返礼品について

本プロジェクトでは返礼品の提供はありませんが、お礼状の送付の他、1万円以上寄附をいただいた方には、今秋開催予定の市制100周年及び開館25周年を記念し開催する展覧会内覧会に、特別にご招待します。また、3万円以上寄附いただいた方には、「スペシャルバックヤードツアー」に申込みいただける特典もあります。(15組30名様:申込多数の場合は抽選になります。)


また、確定申告やワンストップ特例申請を行うことにより、寄附金控除の適用を受けることができます。

\岡本太郎美術館よりメッセージ/

岡本太郎美術館は、川崎出身の芸術家・岡本太郎氏から、約1,800点の作品等の寄贈を受け開館した、川崎市にある公立美術館です。

川崎市では、誰もが文化芸術に身近に触れ参加できる環境、「アート・フォー・オール」の実現を目指しており、その一環として、クラウドファンディングを活用し、視覚に障害をお持ちの方に、安心して来館いただき、「アート体験」をしていただくプロジェクトを実施したいと考えています。
皆さまのご支援が、視覚に障害のある方の美術館への来館や太郎作品に触れる機会につながり、そして、ロービジョンの方の鑑賞を支援する専用機器の普及促進等も期待されますことから、是非、応援を宜しくお願いします。

※このプロジェクトへの寄附は、ふるさと納税対象です。
※川崎市ガバメントクラウドファンディング「『岡本太郎』芸術をすべての方へ」について詳しくはこちら:https://www.furusato-tax.jp/gcf/2949

クラウドファンディングの様子
クラウドファンディングの様子

■問合せ先
<クラウドファンディングの内容について>
川崎市市民文化局川崎市岡本太郎美術館
TEL:044-900-9898、FAX:044-900-9966、Mail:25okamoto@city.kawasaki.jp
<寄附手続きについて>
川崎市財政局財政部資金課ふるさと納税担当
TEL:044-200-3592、FAX:044-200-3904、Mail:23sikin@city.kawasaki.jp

WAGO PLANNING代表(川崎市)

中原区のローカルメディア「なかはらPR」運営|ひとり広告代理店|ホームページ制作・クリエイティブ制作・広報|イベント運営|店舗経営

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