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40代・50代・60代 桜の花を楽しむウォーキングが「この季節に合っている」2つの理由

わか子ライター

先日、桜の開花宣言がありましたが、その後は肌寒い日が続いており、東京の桜は5分咲きといったところでしょうか。この先の天気予報でもお天気は崩れるようで、青空に映える薄いピンク色の満開の桜を、今年は楽しめるのかなぁと思っています。

桜の花が咲く頃は季節の変わり目でもあるため、寒暖差が大きくなります。体は気温の変化に適応しようとするのですがバランスを取るのが難しく、自律神経が乱れてしまいやすい季節でもあります。何だかやる気が出ないとか、イライラしたりとか、体がだるいと感じる事があり、毎年の事ですが、この季節ならではの体調不良に悩む方も多くいらっしゃると思います。

同時に、3月から4月にかけては職場では移動や転勤による人間関係の変化、家庭ではお子様のの卒業や入学、進学や就職など、家族の取り巻く環境も大きく変化する季節でもあり、ストレスを多く感じる季節でもあります。春は木に花が咲き、山や街に彩りが添えられる季節でもありますが、人間社会にとっては気温差に環境の変化にと、体にも心にもストレスがかかってきます。日々の生活においてストレスは切り離せないかもしれませんが、何とか上手に付き合いたいと思います。

体調不良には自律神経を整える効果があるウォーキング

気温の変化に伴う自律神経の乱れには、起床時間、睡眠時間、食生活などの生活リズムを整える事が大切なのですが、日中、外に出て運動を行うウォーキングを行うと、さらに効果が高まります。

体を動かすことで気分転換やストレス解消が出来ることはもちろんなのですが、適度な疲労によりぐっすり寝られたり、長く眠れたりと睡眠の向上にもなり生活リズムが整います。起床後にウォーキングを行えば一日の生活リズムが整いますし、日光を浴びることで体内時計がリセットされ生活リズムが整います。

ストレス解消効果がある桜ウォーキング

日常生活を送っていると、絶え間なく降りかかってくるストレスがあります。避けて通りたいと誰もが思いますがなかなか避けることはできません。そして、降りかかってくるストレスのほとんどは根本的な解決が出来る物事ではないので、自分自身の頭や心が疲弊しないように対処していかなくてはなりません。趣味を楽しんだり、プライベートを充実させたりと、自分自身が楽しいと感じる時間を持つことで、気持ちを晴らしてリラックスできるようにして、ストレスを乗りこえている方も多いのではないでしょうか。

ウォーキングを行うと、幸せホルモンと言われるセロトニンの分泌が促されます。セロトニンには心の安定や安心感、平常心、頭の回転が良くなるなどの効果があり、精神的な落ち着きが得られるのでストレス解消にとても効果的です。運動をして気分がすっきりしたという体験をされた経験がある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

日光を浴びることで分泌が促されるセロトニンは、リズミカルな運動であるウォーキングの刺激が加わるとさらに分泌が促進されるのでお勧めの運動です。加えて、美しいと感じる景色の中でのウォーキングであれば、心がすっきりと晴れ渡るような効果があるかもしれません。

四季がある日本の風土において人間は、満開に咲き誇る桜の花を美しいと思う事でこの季節を乗りこえてきたのかもしれないですね。

春の季節ウォーキングは、体調不良の改善や、ストレス解消にも良い効果があります。美しい桜を楽しみながら行うウォーキングは、楽しくて、あっという間に感じられるかもしれませんね。普段、運動習慣のない方でも楽しめるウォーキング。春の花が美しいこの季節に、30分間から挑戦してみてください。そして、歩く事を始めてみませんか?

ライター

東京都在住のおばさんです。子育てが落ち着いてきた頃より趣味で登山や街道歩き等を始めました。歩く旅は大変だというイメージがありますが、歩く事で解る楽しみもあります。実際に歩く旅をして、歩く旅の楽しさをお伝えしたいと思っています。

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