春の暖かさに加え、少し汗ばむようなお天気の日もあり、桜の花も見ごろを迎えてきました。全国的にお天気がすっきしりとしないようですが、満開の桜を眺めるととても美しいですね。

3月もそろそろ下旬になり、新年度を迎えようとしています。職場や家庭など取り巻く環境の変化がある季節ですが、この季節をきっかけに運動を日常の習慣に取り入れたらいかがでしょうか？軽い運動をすることは頭もすっきりしますし気分も晴れやかになりますよ。

早朝の桜のお花見ウォーキング

一年に一度の桜の季節。せっかくなので、外に出かけて桜のお花見をしながらウォーキングをしてみてはいかがでしょうか。しかし、桜の季節にはお花見散歩をされている方も多くいるので、早朝に出かけてみませんか？人が少ないので、歩くペースを保ちやすいのでお勧めです。今まで運動習慣のない方はいつもより少しだけ早く歩く事を心がければ大丈夫です。一番大切なことは、外に出かけて、自分のペースに少し負荷をかけて歩く事です。時間は、30分間を目安に歩きましょう。30分間くらいならできるかもと思われるかもしれませんが、思うより30分間歩き続けるのは大変かもしれません。心が折れそうになった時には、ぜひ、桜を眺めて頑張ってみてください。ウォーキングは有酸素運動であり、脂肪燃焼効果は20分以上経過した後にやってくると言われていますので、30分間は頑張ってみましょう。

早朝にウォーキングすることは、人が多すぎない事もありますが、朝に太陽の光を浴びることで体内時計のリセットがされますし、自律神経も整います。他にも、幸せホルモンであるセロトニンの分泌が活性化されます。そうすると気持ちが落ち着き、前向きな気持ちになれ、集中力が高まると言われています。軽い運動をして頭がすっきりしたという体験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ウォーキングすると気分が良いと感じることで習慣にする

頭や気持ちがすっきりするという経験をして、ウォーキングって気持ち良いと感じてみてください。１回のウォーキングで感じられなくてもあきらめずに何回か挑戦してみてください。もしかするとウォーキングの速度や時間がご自身の体力があっていなかったのかもしれないので、無理のない範囲で運動の負荷を少しだけ上げて調節したり、時間を長くするなどをして試してください。

ウォーキングをして気持ちが良くなる、頭がすっきりするという体験をすると、それを目的にウォーキングがしたくなってきます。ウォーキングや軽いジョギングなどの運動習慣がある人は、頭がすっきりしたり、気分が良くなるという事を感じているから続けている人も多くいらっしゃると思いますし、私もその１人です。同時にストレス解消もできて一石二鳥です。不規則な生活やストレス、慢性疲労などによる体調不良には、セロトニンがたっぷり分泌される自分が気持ちよいと感じるウォーキングが最適です。生活リズムも整いますよ。

始めは効果を期待しすぎないことも大切

ウォーキングは必要な物も少なく、手軽に始められる運動です。何を始めても同じことが言えると思いますが、始めてすぐに効果が出ることは難しいので、過度に効果を期待しすぎると続けるのが難しくなってしまいます。

仮に、ウォーキングでダイエットしたいと思ってはじめると想定して計算してみます。体重60kgの人が30分間のウォーキングをした時の消費カロリーは約100kcalです。1kgの脂肪を消費するには約7200kcalが必要と言われますので、毎日30分間のウォーキングを行ったとして約2カ月半、週に2回のウォーキングであれば、9カ月半もかかる計算になってしまいます。

ウォーキングは運動の中では軽い運動になるので、効果が出るのに時間がかかる事は仕方がないかもしれません。しかし、軽い運動だから、体に負担が少ないですし、運動習慣がない人でも始めやすい良い面があります。有酸素運動なので心肺機能の向上にも良いです。足腰やひざへの負担も他の運動に比べると少ないのも良いですね。

始めるのは運動習慣なので、とりあえず軽い運動であるウォーキングから効果を期待しすぎずに始めてみましょう。運動を習慣にして続けていると、徐々に体力がついてきて体が引き締まってきます。程よい筋肉がついてくると代謝がアップしてきますよ。そして、体が運動することに慣れてくると、心肺機能が向上し、新陳代謝が良くなってきます。そうすると、いろいろな効果を実感できるようになるので、それまでは続ける事が大切です。

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