Yahoo!ニュース

かかりつけ医に聞いてみた!猫のワクチンは毎年打つの?健康診断に行く頻度は、どのくらいが良い?

cnt__yui___ライター/愛玩動物飼養管理士

先日筆者の愛猫のSNSアカウントで「ねこちゃんについて気になること」というテーマで意見を集めた際に、

「ワクチンは毎年打つのか」「動物病院には1年でどのくらいいくのか」といった関心が寄せられました。

筆者もかかりつけの病院は近くにあって、結構先生に任せきりのようなところがあり詳しくなかったため、調べてみようと意気込みました。

今回は、こちらのテーマについてのお話です。

ワクチン頻度や病院へ行く頻度について調べて思ったこと

まず先に結論のお話しではなくすみません。

調べてみた感想から失礼いたします。

少し調べて分かったことは、本当に諸説あるということ。

そして書いてあることが難しい....!

難しくて全然頭に入ってこない...!お手上げだ〜〜
難しくて全然頭に入ってこない...!お手上げだ〜〜

「ノンコアワクチンが〜」「コアワクチンが〜」や、具体的な病名など色々出てきますが、全然頭に入りません。

そういえば、私自身もかかりつけにいった際に何のワクチンなのか、次いつ打つかは諸説あるが○年後にきてね、と言われたことをふんふんと聞いて、

あまり深く考えずに先生に一任していたことを思い出しました。

筆者は結構気になったら色々調べる方なのですが、調べ症の自分でもこんな感じということは、多くの飼い主さんでもそこまで詳しい人はいないのでは、と思ってしまいました。

多くのサイトを見て思ったこと。

よく分からないから、ザックリでも良いので、必要なことだけ、初心者にでも分かるように教えて欲しい....!

つまり、かかりつけの動物病院の先生みたいに教えて欲しい...ということでした。

結局、色々なサイトを見たりしても諸説あったり、難しすぎて、、となったので、かかりつけの先生にお話しを聞いてきました!

かかりつけの先生のお話

前置きが長くなってしまい、すみません。

先生の話もあくまで一例です。また海外と日本でも事情が違うようなのですが以下のようにお話をされていました。

私がかかっている先生の方針は、ワクチンについては海外のガイドラインを考えとして取り入れているようです。

ワクチンは毎年打つの?という疑問について

海外のガイドラインではワクチンは3年で良いという話があり、かかりつけの先生はそちらの考えを取り入れられているようでした。

筆者の愛猫(1歳を超えた成猫です)も、前回成猫になってから一度打った後、次は3年後の予定です。

日本の病院では一般的に一年に一回打っていることが多く、かかりつけの病院でも毎年打っている人もいるそうです。

もちろん、どのくらいの頻度で打ったほうが良いかについては個体差もあると思うとのことでした。

「まあ中には、5年打たなくても平気なねこちゃんもいるかもしれないし。」とのこと。

ちなみに成猫でない子猫の場合は3回打つそうです。

2ヶ月から4ヶ月の間に2〜3回とのこと。

ワクチンについて
ワクチンについて

また、"HPで探してみたら、コアワクチンやノンコアワクチンというものが出てきて分からなかったこと”、

“うちの猫がこの前打ったのは何だったんでしょう”

ということも聞いてみました。

一般的にワクチン、というとねこちゃんの場合は3種ワクチンというものをほとんどの病院で打っているとのことです。これがコアワクチンとHPなどで言われていたりするのではないかとのこと。

筆者の猫が前回打ったのも、こちらだということ。

そして、クラミジアとかエイズとかの予防が含まれてくると5種ワクチンというように呼ぶことがあるそう。

恐らくこれは、私が色々検索したHPなどに書かれており「?」となっていた「ノンコアワクチン」などと書かれていたワクチンのことかと思われます。

こちらはそのねこちゃんが置かれている環境によって、必要な場合は打つことがある、ということでした。

すごい!分かりやすいです。スッキリしました。

やっと理解できました!先生に感謝です。
やっと理解できました!先生に感謝です。

猫の健康診断の頻度は?

健康診断の頻度についても聞いてみました。

「健康診断の頻度は特に決まりはないかなあ」とのこと!

まず一回やってみるのもいい、それで異常などがあれば他のねこちゃんよりも心配事項に合わせて頻度を高くやる、という考えも良いと思うとのことです。

健康診断の頻度についても、つまるところそのねこちゃんの個体差がある、ということのようです。

こちらについても理解です!すごい〜〜!疑問が解決し、スッキリしました。

自分で調べてみて思ったこと

検索して出てくるHPに載っている情報は本当にたくさんあるし、本当に諸説あり、調べれば調べるほど、普通の人は混乱するのではないか?ということが分かりました。

筆者は愛玩飼養動物管理士という資格を取得しておりますが、あくまでペットショップの店長さんが持っていたり、ブリーダーさんが持っていたり、ねこちゃんを販売したりする時に必要になってくる資格、というような意味合いが強いです。

(※ちなみにブリーダーになるためにはさらに実務経験や資格以外の広い知識が必要です)

ねこちゃんについての医学的な知見に関してはやはり獣医師さんの専門分野です!

餅は餅屋である、ということを強く実感しました。

かかりつけなどに信頼できる先生がいるととても心強いですね。

獣医師さんのそれぞれ考えもあると思いますので、ぜひ今度かかりつけにかかる際などにかかりつけの先生の考えを聞いてみる、というのはいかがでしょうか。

どんな考えを持った先生なのか、飼い主さん自身にも考えがある場合、自分の考えと合いそうな先生なのか?ということも

考えるきっかけになるかもしれないですよね。

♪

最後までお読みくださりありがとうございました!

一体験談として、見ていただけていましたら嬉しいです。

素敵なねこちゃんとの暮らしをお送りください。

ライター/愛玩動物飼養管理士

愛猫家。スコティッシュフォールドの女の子と一緒に暮らしています。普段のお仕事は、企業や商品/サービスのブランディングやPRのプランナーなど。動物病院やオウンドメディアなどのライティングも行っています。大学卒業後メーカーの総合職を6年ほどしており、その後に現職にキャリアチェンジ。 愛猫との暮らしをInstagramでも発信中。時々記事内にも登場しています。

cnt__yui___の最近の記事