【富士宮市】逆さ富士が望めることも!ヘラブナ釣りスポットとして知られる『水久保池』
青木地区の水田は芝川を水源とした用水路によって成り立っていましたが、用水路の一番下流にあるため、しばしば水不足になることがあったそうです。
そこで江戸時代にくぼ地だったこの場所にため池が作られ、周辺の水田に水を供給し続けていましたが、大正時代の震災でため池機能を失い、昭和中期に再整備されましたが、老朽化により公園施設も加えて近年新装されたそうです。
池の入口に7、8台ほど停められる駐車スペースがあります。
道を挟んで反対側には池を見渡せる展望台と東屋があります。
ウォーキングを楽しんでいる方々も多く、ちょっとした休憩場所としても使われているようです。
またヘラブナ釣りのスポットとして人気を誇っているそうで、池のほとりから釣り糸を下げている人達もいました。
歩いて10分ぐらいで1周回れる池の周りの遊歩道には、桜の木が植えられています。桜の時期には、お花見の人達で賑わうそうです。
また昨年秋に訪れた際には、紅葉が綺麗でした。
天気が良い日は展望台の反対方向から眺めると、池の水面に逆さ富士が見られることもあります。
沢山いる水鳥を驚かさないようにしないと波が立ってしまい、なかなかうまく撮影できませんので静かにカメラを構えるのもポイント。私はバイクで移動していた為、水鳥を驚かせてしまい、この写真が限界でした。
水久保池の周囲約630メートルほど。
遊歩道を歩きながら、のどかな山中のため池で四季の景色を楽しめ、のんびりした時間を過ごせる、そんなため池でした。
水久保池:富士宮市青木1974
富士宮駅から上条行バス青木で下車 遊歩道徒歩5分