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【御殿場市】災厄や疾病を断ち切る『神場山神社』は全国的にも珍しいハサミを奉納して祈願する神社です!

渡辺雅来地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

御殿場市神場にある『神場山神社』は大山祇命(おおやまつみのみこと)を祀っています。この神様の名前、聞いたことある!と言う方も多いのではないでしょうか?
大山祇命は山を司る神、そして富士山のご祭神、木花開耶姫命の父神でもあります。
農林業、漁業、工業、商業等の守護、発展や、厄除け、開運、勝ち運などの御利益があるそうです。

駐車場からの鳥居。
駐車場からの鳥居。

また拝殿の隣には大きなハサミが奉納されています。
『神場山神社』は病気の平癒を祈願する神社でもあり、御利益を賜るため、多くの方々が日々祈願に訪れている神社でもあります。
こちらの神社で受け取ったハサミを枕の下に置くと、病気が治ると言われ、全快したら一回り大きなハサミを返すという風習があるんです。
私も9月に家族の平癒を祈願したので、初詣も兼ねてお詣りに行きました。
1つはハサミの付いたお守り、もう1つは絵馬の半分です。

ハサミのついたお守りと、絵馬の半分
ハサミのついたお守りと、絵馬の半分

絵馬の半分とは、社務所で四角い二つの紐が付いている絵馬を授かり、大きい方の絵馬を『よろこぶの木』の横の絵馬掛所にかけ、片方をお守りとして持ち帰ったものです。

この絵馬の半分はよろこぶの木の横の絵馬掛所へ。
この絵馬の半分はよろこぶの木の横の絵馬掛所へ。

『よろこぶの木』とは境内にある御神木の事です。この御神木の根元の部分に『こぶ』のようなものがあります。このこぶを撫でた後、自分の気になる場所を撫でると病気や悪いところを直してくれると伝えられています。
沢山の方々が撫でているせいか、こぶの部分はつるんとしています。今回も御神木に祈願して、池のある境内を奥へ進みます。

よろこぶの木
よろこぶの木

こぶを撫でます。
こぶを撫でます。

鳥居を潜ると初詣時期という事もあり、社務所前にだるまや厄切せんべい、おみくじなどを授与場所があり、賑わっていました。

だるまなどの授与所がありました。
だるまなどの授与所がありました。

拝殿前の大きなハサミが奉納されている場所に、9月に授かったお守りとハサミをお返しします。

大きなハサミが並んでいます。
大きなハサミが並んでいます。

初詣の人達で賑わっていました。
初詣の人達で賑わっていました。

拝殿で1年の祈願をした後に、『とんぼ玉みくじ(¥300)』を引いてみました。いろいろな色のとんぼ玉があって綺麗です。私は青色を引きました。

とんぼ玉はバッグにつけました。
とんぼ玉はバッグにつけました。

おみくじを細く折り、入っていた筒に通して、引いたおみくじはみくじ掛けに。沢山のおみくじが連なったおみくじかけは藤の花のように綺麗でした。

手がかじかんでなかなか通らない。
手がかじかんでなかなか通らない。

藤の花の様です。
藤の花の様です。

沢山の御利益がある『神場山神社』。はさみを奉納している神社は全国でもとても珍しいそうです。松の内に訪れてみてはいかがでしょうか?

神場山神社  住所:御殿場市神場1138-1
社務所開所時間:9:00~16:00

地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

身近の新しい発見や、小さな幸せを探して日々バイクで放浪しながら活動しているライターです。記事を通じてみなさまの発見や幸せに繋がれば嬉しいです。趣味はバイク、ガーデニング、猫(無類の猫好き)です。

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