子どもの頃、お年玉をもらうと必ず来た『おもちゃのハトヤ』。
マイロード本町商店街を歩くと、楽しそうなトトロの音楽が流れていたので、つい足を止めました。
大きな獅子舞が楽しそうにゆらゆらと踊っているように見え、懐かしさのあまり店内に引き込まれました。

店内には懐かしいおもちゃやお面、カードゲーム等『昔、流行ったね！』と思わず手に取りたくなるものが並んでいると思えば、最新アニメグッズや流行りのおもちゃもあります。
記事を書きたいので、お店を見せて下さいとの申し出に、店主さんが快く店内を案内してくれました。

店内の陳列は、子どもの目の届く低い位置には、新しいおもちゃを陳列し、高い位置には大人が喜びそうな懐かしいおもちゃやレアものを陳列しているそうです。

入口には子供がお小遣いで買える駄菓子コーナーもありました。

レジ付近には、富士山グッズも置かれていました。

2階に続く階段にはクリスマス時期に良く新聞の折り込みチラシで見かけたハトヤのチラシが展示されていました。このチラシを見て、わくわくしていた子ども時代を思い出しました。

また、階段には抱っこちゃん人形やフラワーロックも置いてありました。
持っていた方も多いのではないでしょうか？

最新のおもちゃの遊び方も教えて下さる店主さん。お茶目で面白い人柄はまるで大好きなおじちゃんちに遊びに来ているような錯覚に陥ります。

店主さんが考えた手書きのPOPは、笑いを誘ったり…分かる！と共感できるもので、読んでいるだけでも楽しい気持ちになります。

『ハトヤ』と言う屋号は平和を願った先代さんが名付けたそうで、『大人も子供も楽しんで、喜んでもらいたい』という店主さんの言葉が、お店に生きているのを感じました。
一通り宝探しを楽しんだ後、気になった猫柄のカードゲームと猫の駄菓子を購入しました。

猫柄のカードゲームは、製造1989年と記されていてました。今から33年前のゲームが買えるなんて、ハトヤならではですよね。
記事を書いていると言った私に、小さなペンをプレゼントしてくれました。

小さな遊園地に来たような胸の高鳴りを抑えて、『また来ます！』と伝えた私に、店主さんが優しく手を振ってくれました。