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【富士宮市】浅間大社構内の観光案内所『寄って宮』に『鎌倉殿の13人』特設ブースが設置されています!

渡辺雅来地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

富士山本宮浅間大社の駐車場には第二大鳥居があり、その脇にはお土産などを販売する売店『ここずらよ』があります。
同建物内に観光案内所『寄って宮』は併設されています。
最初の30分無料、以降60分/200円、1日最大1,500円の浅間大社第二駐車場が一番近い駐車できる場所です。バイクの場合は西側から境内に入り手水舎付近に駐輪場があります。(駐輪場が分からず困っていた私に、駐車場の警備員さんが親切に教えてくれました。ありがたいです!)
横並びのトイレは24時間利用でき、車椅子の無料貸し出しもしています。
案内所内には、情報コーナー、観光パンフレット、マップなどが置かれていて、『富士宮市観光ガイドボランティアの会』のスタッフさんが常駐し、観光の手伝いをしてくれます。

お土産『ここずらよ』と併設している観光案内所『寄って宮』
お土産『ここずらよ』と併設している観光案内所『寄って宮』

『源頼朝 巻狩の地 富士宮』という旗を市内の至る所で目にするようになりましたよね。
1月9日からスタートしたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の主人公は、伊豆国出身の武将北条義時です。北条義時の姉の北条正子の夫は源頼朝で、義理の兄に当たります。
源頼朝は、鎌倉幕府の力を天下へ示すため富士山の麓で約1カ月にわたって巻狩を行い、大勢の頼朝の家臣が参加しました。
源頼朝が巻狩を行った富士山の麓は富士宮であり、とても所縁があるんです。

『鎌倉殿の13人』のポスターと『源頼朝巻狩の地富士宮』の旗
『鎌倉殿の13人』のポスターと『源頼朝巻狩の地富士宮』の旗

『源頼朝 巻狩の地 富士宮』にちなんで、『白糸の滝観光案内所』では源頼朝が巻狩の際に立ち寄ったエリア、『道の駅朝霧高原』では巻狩を行った朝霧高原エリア、そして『寄って宮』では流鏑馬が奉納された富士山本宮浅間大社のあるまちなかエリアと、市内3カ所に大河ドラマ特設ブースが設置されています。

分かりやすく書かれたパンフレット
分かりやすく書かれたパンフレット

壁には所狭しと所縁の地や富士山構成資産の写真が貼られています。
壁には所狭しと所縁の地や富士山構成資産の写真が貼られています。

浅間大社の流鏑馬は、源頼朝が富士の巻狩を行った際に流鏑馬を奉納し武運長久・天下太平を祈願したことから始まりとされています。
また源頼朝が富士の巻狩りを行った際に馬を繋いだ「狩宿の桜」や曽我兄弟が仇討ちの相談をしている際に音が止まったと言われる『音止めの滝』など、富士宮市内には『富士の巻狩』にまつわるエピソードが数多く残されています。

3つのコース
3つのコース

20人ほどで事前予約をすればボランティアガイドさんが付いて説明をしてくれるという『富士の巻狩りゆかりの地を歩こう!』3つのコースがあります。①『白糸・狩宿コース』は②と③を組み合わせたコースで、②『白糸コース、③『狩宿コース』は所要時間約60分のコースとなっています。

頂いたパンフレット。図解で分かりやすいです。
頂いたパンフレット。図解で分かりやすいです。

また歴史が苦手で人物関係や歴史的背景が分からないんだよね…という方には『鎌倉殿の13人』に合わせたパンフレットを無料で用意してくれています。
私も頂いて来て、じっくりと読ませてもらいました。知っておくとドラマも一層楽しめますよね。

山宮浅間神社のお祭りについてお聞きすると、とても詳しく教えてくれました!
山宮浅間神社のお祭りについてお聞きすると、とても詳しく教えてくれました!

他にも、案内所内には富士山構成遺産などの写真が展示されていて、ボランティアガイドさんが詳しく説明をしてくれて、気になるところの観光パンフレットなどももらえます。
市内観光の際に『寄って宮』に寄ってみれば、地元の新たな発見が出来そうな予感がしました。

観光案内所 寄って宮
富士宮市観光ガイドボランティアの会
静岡県富士宮市宮町1−1(富士山本宮浅間大社構内入口)
営業時間 09:00~16:00(冬季は15:00まで)
TEL:0544-29-7223
定休日など詳しくはお問い合わせください。(10:00~14:00)

地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

身近の新しい発見や、小さな幸せを探して日々バイクで放浪しながら活動しているライターです。記事を通じてみなさまの発見や幸せに繋がれば嬉しいです。趣味はバイク、ガーデニング、猫(無類の猫好き)です。

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