【富士宮市】小泉地区の地名の由来?!境内にこんこんと湧き出る湧水地のある『上小泉八幡社』
源氏の氏神となり、武の神として知られる『八幡神社』。『八幡(やはた)』が『焼畑』や『畑』に通じることから農業の神としても崇められています。
ここ『上小泉八幡社』は『神祖八幡社』とも呼ばれています。
神社を囲むように立っている白御影石には奉願と祈願、人名が刻まれています。祭典寄付金をされた方々でしょうか。その多さに『上小泉八幡社』が地域の人々に信仰されていることが分かります。
神社付近の林は、富士宮市指定の保存樹林になっています。
また境内南側の鳥居脇には大きなタブノキがあり、保存樹とされていました。
子供の頃、よく遊んだ境内ですが、昔の面影を残しつつ、綺麗に整備されていました。
社殿西には、溢れんばかりに湧き出る湧水地があります。
『富士郡神社名鑑』によると『小泉』と言う地名は、この湧水にちなんで名づけられたらしいです。
また御神ヶ池の清水には、日の光が映り込み、吸い込まれそうな美しさでした。
上小泉八幡宮:富士宮市小泉
アクセス:県道158号を真直ぐ、宮バス『三室下』バス停手前を右折して約150m