富士宮駅から、県道414号を北へ向かいアマダ庭園住宅T字路の手前、左手にある『ベーカリー　ハンプトン』さん。
以前務めていた会社の社長さんから教えてもらい、私もハンプトンファンの一人になりました。

店舗北側に隣接して4台ほど停められる駐車場があります。

お店は道路から一段低いところに建てられていて、２階がお店になっているようです。お店入口はウッドデッキのテラスになっています。

焼きたてをすぐに食べたいときは、テラスにはテーブルと椅子が用意されているので、購入してすぐに食べることができるのも嬉しい！

こじんまりとしたお店に入ると、出迎えてくれるのがメリーソート社のチーキーというテディベアのぬいぐるみ。もう何10年も前に買ったものだということですが、マニアからしたらその愛くるしい表情で訪れる度に笑顔にされます。

ニューヨークから3時間ほどで訪れることができるアメリカ・ バージニア州ハンプトン。
喧噪に明け暮れるニューヨーカーが肩の力を抜き、自然体で過ごそうと訪れ、自分の気に入ったものに囲まれゆったりとした時間を過ごす都市です。
お店の名前の由来を聞きそびれてしまいましたが、勝手にアメリカの都市ハンプトンのことを思い浮かべていました。

並んでいるパンの価格がどれもリーズナブル。材料の価格がだいぶ上がって来ているので、この価格で採算が取れているのでしょうか。買っている方が心配になってしまうほど。

近くにお勤めの方がお昼休憩に買いに来るようで、私がお邪魔した13時を過ぎた頃には、販売されているパンは品薄になっていました。

お店の奥にはガラスドア越しに厨房があり、焼きたてのパンをそのままお店に出しています。

今日はランチにと、ごぼうパン（￥130）、カレーパン（￥130）、ピザパン（￥200）を購入しました。

天気が良かったので、帰ってから自宅のガーデンテラスで頂きました。

ごぼう特有の食感と素材の味が活きた『ごぼうパン』、細かく刻んだベーコンとマヨネーズの相性が良く、味付けもまろやかです。
カッリカリのチーズの羽が付いた『ピザパン』はふんだんにコーンが乗っています。そしてアクセントにピーマンと味わい深いベーコン、ソースと甘い玉ねぎのハーモニー、全てのバランスが良く、大きさがあるのにぺろっと食べてしまいました。
『カレーパン』はもちもちの生地に甘口のカレーがたっぷり。油っぽさもありません。

老若男女問わず愛される、優しくてどこか懐かしく感じるハンプトンの焼きたてパン。

アメリカの都市ハンプトンに来たつもりで、日頃の喧噪を離れ、温かい日差しに包まれながら美味しいランチを頂きました。