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【富士宮市】3/22はさくらねこの日~腕を失った元野良猫が幸せに暮らすお寺~

渡辺雅来

地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

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大泉寺は鎌倉期に開かれ富士山麓で700年以上の歴史を持つ、日蓮宗の古刹です。

この由緒ある大泉寺には野良猫出身でお寺の玄関に常駐している『たかうじ氏』と裏寺猫ズがいると聞き、お伺いしました。

立派なお寺です。
立派なお寺です。

あまりにも立派な佇まいの境内に圧倒されながら、山務所に向かうと、入口で早速たかうじ氏が迎えてくれました。

ゴロゴロ言いながら迎えてくれる姿に癒されます。
ゴロゴロ言いながら迎えてくれる姿に癒されます。

トラばさみに挟まれ衰弱しているのを発見され、近くの白尾台動物病院さんで治療を受けて奇跡的に命が助かったたかうじ氏。でも飼主がいないためせっかく助けてもらった命が殺処分にされてしまう…そんな状況のたかうじ氏を大泉寺さんが引き取ったのだそう。

とらばさみに挟まれた右手は壊死してしまったため、たかうじ氏には右手がありません。
本当ならば人間を恨んで怖がってしまうでしょう。それでも住職と奥様の愛に触れたおかげでたかうじ氏は人懐こく私を迎えてくれました。

上からジョルノくん、左ミカサちゃん、右まさむね氏
上からジョルノくん、左ミカサちゃん、右まさむね氏

たかうじ氏の他にも、裏てらねこで『まさむね氏』『ジョルノくん』『ミカサちゃん』がいます。この子たちも元々捨猫や野良猫たちだそう。

みんな大好きな住職に注目!
みんな大好きな住職に注目!

住職と奥様の姿を見ると、三匹とも嬉しそうに二人を見つめます。表情もとても落ち着いていて、可愛がられている事は一目瞭然。

4匹の命を預かるということは、それなりの覚悟がなければできない事です。住職と奥様の慈悲ある姿に感服しました。

こちらにまで愛情が伝わって来ます。
こちらにまで愛情が伝わって来ます。

本日3月22日は『さくらにゃんにゃん』のごろ合わせから『さくらねこの日』と言われています。

こうして幸せに暮らしている猫ちゃんたちがいる一方で、猫の殺処分数は19705匹(2020年度環境省調べ)、一日に約54匹もの命が処分されている現実があるのです。

さくらねこ』とは、捕獲された後に不妊去勢手術を受けた野良猫達です。
不妊去勢手術を受けている目印の為に、手術で麻酔をかけている間に耳をカットします。
猫は繁殖力の高いため放っておくと殺処分される猫を増やすことになってしまいます。そのため不妊去勢手術を施し、野良猫を増やさないようにしているのです。

かわいいから野良猫に気まぐれでエサをあげてみる。
それは一見優しさのようにも見えますが、エサをもらうだけでは命は保たれません。病気をしたり怪我をしたら病院に行かなくてはならないし、雨や風、寒さをしのぐ場所も必要です。本当に大切だと思うならば、責任を持ってその子の一生に寄り添ってあげて下さい。
不幸な猫ちゃんたちが減りますように!

第60号環自協ふじのみやだよりに掲載されています。
第60号環自協ふじのみやだよりに掲載されています。

不幸な猫ちゃんを減らすために、富士宮市では野良猫の不妊去勢手術の助成制度を設けています。野良猫に不妊去勢手術を施したいとお考えの方は環境企画課までお問い合わせください。

日蓮宗 妙覚山大泉寺
住所:富士宮市野中685
TEL:0544-26-3278
てらねこブログ
(大泉寺の住職の奥様のブログです。たかうじ氏たちの生活がイキイキと描かれています)

富士宮市環境企画課
飼い主のいない猫の去勢・避妊手術助成金について

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