史実イケメン＆知勇兼備で知られる畠山重忠！
鎌倉殿の13人のキャストでも誰が演じるのか気になっていましたが、中川大志さんが演じると知り納得でした。

猪之頭、陣馬の滝周辺には富士の巻狩りに関する伝承が数多く残っていますが、今回は桜の時期でしたので、『畠山重忠の桜』を訪ねて来ました。

せっかく来たので、富士の巻狩の時に、源頼朝が滝の近くに一夜の陣を張ったと伝わる『陣馬の滝』に立ち寄りました。

次に、遊歩道にある『猪之頭と富士の巻狩』の説明板を確認。

陣を張った夜に、滝の下で太鼓をたたくような音がしたので、家来に滝つぼを探らせたところ、太鼓の胴のような形をした石が出てきたと伝わる太鼓石が奉納されている遠照寺。

境内参道の桜が見事なほどに満開でした。

遠照寺を出て、撫川沿いに歩き、駐車場まで戻りましたが、本日の目的の畠山重忠の桜が見当たりません。

周囲を眺めると最初に確認した看板付近に、1本だけ高くそびえる桜の木が目に入りました。

また看板まで戻り内容を確認すると、『この解説版の右隣にある桜の大木は、頼朝の家臣畠山重忠が、巻狩のときに馬を繋いだと伝わり…』と書いてあるではないですか。

灯台下暗しですね。

桜の左下には『畠山重忠駒止桜』と石碑までありました。

桜の木はそれほど高くなるイメージがないのですが、畠山重忠の桜は、天高く伸びていました。

まるで、誠実で思いやりのある優れた人格者であり『武士の鑑』といわれた畠山重忠そのものを象徴しているかのように。