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【御殿場市】温泉のテーマパーク?!『天然温泉 気楽坊』はバラエティに富んだお風呂が楽しめる!

渡辺雅来地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

時之栖園内にある『天然温泉 気楽坊』。まだ若かりし頃、一度来た事があり体が浮く死海のお風呂に驚いた記憶があります。

夕暮れ時に来たらライトアップされていました。
夕暮れ時に来たらライトアップされていました。

なかなか地元で遊ぶ機会がないのですが、今回はあえて日帰りで来れる時之栖に宿泊して、ゆったり旅行を楽しむことにしました。

フロント横の売店
フロント横の売店

フロントを通ると、お土産コーナーがあります。こちらではおまんじゅうやおそば、加工肉やちょっと変わったデザートなどが販売されていました。

休憩スペース兼ゲームコーナー
休憩スペース兼ゲームコーナー

入浴を頑張った子どもたちが喜びそうな、ちょっとしたゲームスペースもあります。

階段を上がる前には、星が輝くオブジェが!
階段を上がる前には、星が輝くオブジェが!

温泉は2Fなので廊下を奥に進み、階段で2Fへ上がります。

沢山の漫画が取り揃えられています!
沢山の漫画が取り揃えられています!

KIDSコーナーもありました!
KIDSコーナーもありました!

2Fに登り右手にはお休み処、マンガコーナーもありますので、入浴の長さが違う相手と来ても、待ちくたびれることがないように工夫されています。

左手すぐが男性用、奥の突き当りが女性用の浴場になっています。
以前来た時よりも浴場がかなり広くて驚きました。それもそのはず、現在の男性浴室はもとの男女浴室を合わせ、女子浴室は増築されたんだそう。
浴室の案内を見ると、男性浴室は真ん中を隔てて左右似たデザインになっていました。

女湯の見取り図
女湯の見取り図

残念ながら浴室の写真は撮れませんので、図に合わせて温泉の感想を一言ずつ。

広い浴槽の大浴場は3つに分かれています。無色透明の単純温泉を加熱利用しているお湯は無色ですがちょっとぬるぬる感があります。①はちょっと熱めのお湯。②はバイブラ。③はジェットのお湯でそれぞれ楽しめます。

④は日替わり風呂で、今回は芍薬の薬湯でした。筋肉の緊張緩和をし、リラックス効果があるという芍薬のお風呂は樽風呂で一人でゆったり入ることができました。

⑤は死海のお風呂です。腕に怪我をしていた為、跳びはねるくらい染みました。このお風呂の塩分濃度は海水の約10倍だそうです。中東の湖「死海」の塩を輸入して、温泉に溶かしていて、お湯に身を任せると体が浮いてきます。怪我をしている方は、絶対入らない方が良いですが、怪我がなければ絶対入って置いて欲しいお風呂です。

廊下に死海の説明書きがありました。
廊下に死海の説明書きがありました。

⑥はモンゴルの麦飯石を使った麦飯石サウナです。ちょうどいい暑さで長く入っていても苦しくなりません。⑦は備長炭サウナです。扉を開けると竹炭の良い香りが漂って来ます。こちらは寝て入れるのでゆったり温かさを堪能できます。サウナは両方とも下に敷くマットと腰巻が用意されています。

⑧は一番人気のようで、絶えず入浴している方がいました。入浴すると細かい気泡が皮膚に付きます。まるで炭酸ジュースの中に入っているみたい。スポーツ施設や、大学、オリンピックなどでも休養に炭酸泉が使われているそうで、炭酸泉に入浴するとしっかりと休息を取れ生活にメリハリを付けることができる、リラックス状態になるそうです。

寝湯の⑨は星空を見ながら御殿場の涼しい風にあたりながら少し熱めのお湯でゆっくり浸かれます。

⑩は開放感のある広々とした露天風呂。私が入浴したのは日が落ちていたので見られませんでしたが、晴れた日には富士山を眺められるそうです。

岩塩でできた椅子
岩塩でできた椅子

お風呂から出た後は自動販売機や無料の給水機があるので、水分補給を。たまたま腰かけた椅子は岩塩でできていて、お尻からぽかぽか温かさが伝わって来て、心地良くてついうとうとしてしまいました。

近くにこんなに楽しめる温泉施設があったなんて!気楽坊はまさに温泉のテーマパークでした!

天然温泉 気楽坊
住所:御殿場市神山719 時之栖園内
TEL:0550-87-5126
営業時間:10:30~24:00(23:00最終受付)
定休日:年中無休

地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

身近の新しい発見や、小さな幸せを探して日々バイクで放浪しながら活動しているライターです。記事を通じてみなさまの発見や幸せに繋がれば嬉しいです。趣味はバイク、ガーデニング、猫(無類の猫好き)です。

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