富士宮商店街にかわいいお店が…ちらっと店内を覗かせてもらうと、おしゃれな店内には、どれも芸術的な小さな水族館が並んでいます。

このボトルに入った小さな水族館はボトリウムと言い、こちらのお店『mixsa』は、なんとボトリウム考案者のてっちゃん先生こと田畑哲生氏の【日本初】のボトリウム専門店なんです。

興味津々に店内を覗いていた私を、てっちゃん先生が店内に招いてくれました。

南国リゾートのようなカラフルな砂利を使った色鮮やかなボトリウムから、和を感じるナチュラルなボトリウム、深海に潜った気分にさせられる富士山の溶岩を使った迫力のあるボトリウムまで、多様なボトリウムが並び、絵画のような額のアクアテラリウムや遊び心のあるコンセント風のアクアテラリウムもあり、素敵な空間に目を奪われます。

てっちゃん先生はもともと水草作家をされていて、水草をもっと身近に…という信念から生み出されたのがこのボトリウムなんだそう。

ボトリウムと言えば見た目も綺麗だし、場所も取らないし、蓋を閉めてあるから猫がいても安心！でも、小さな瓶に魚を入れて、蓋を閉めているんだから、窒息して死んでしまわないのかな？水替えも大変そう…なんて思いましたが、そんな心配もてっちゃん先生に相談すれば全て解決です。

まずふたを閉めていても水草が光合成で酸素を作り出し、水中の硝酸塩を養分として吸収して水質を浄化してくれるので、お魚は死なないんだそう。

そして、週に一度の水替えも超簡単な方法があり、教えてもらいました。知りたい方はお店に行ってみてください。

知れば知るほどボトリウムの魅力に引き込まれます。『mixsa』店内ではてっちゃん先生作　ボトリウム作品販売や、ボトリウム関連グッズ販売、またボトリウム体験ワークショップ（予約制です）もできちゃうんです。

大変と感じる部分に着目し、楽しく面白く、そして簡単に改良改善され、３つの約束『水かえ』『えさやり』『場所』さえ守れば、女性やお子様でも簡単に楽しめちゃうボトリウム。おしゃれなお店の雰囲気にもベストマッチしていました。

『植物を大事にすると、動物は生きやすくなる』そんなてっちゃん先生の言葉は、私達の生きている地球にも当てはまります。

眺めるだけで癒される小さなリゾート、ボトリウムは例えるなら『小さな地球』。そう思うとボトルの中の世界が、一層輝いて見えました。

7月～9月の金・土・日（8月お盆、9月シルバーウィークの開催もあります！）は東京都品川区にあります、【しながわ水族館】さんにて《ボトリウム体験ワークショップ》イベントを開催するそう。こちらも要チェックです！

こんなおしゃれな小さな水族館、あなたの部屋にボトリウムがあったらより一層ステキなお部屋になるのではないでしょうか。