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【富士宮市】湧水を飲みながら富士宮のグルメを満喫できる『お宮横丁』で、富士宮の名産を食べ歩き♪

渡辺雅来地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

富士山本宮浅間大社門前にある『お宮横丁』は、富士宮のグルメが集結している場所で、いつも大勢の方で賑わっています。

いつも沢山の人で賑わっているし、地元に住んでいれば地元のグルメはいつでも食べられる…という気持ちで気になりながらもなかなか立ち寄ることがなかったのですが、浅間大社にお詣りに来ると、『お宮横丁』からこげたソースの良い香りが漂って来ました。

通りには沢山ののぼりが立っています
通りには沢山ののぼりが立っています

鉄板で焼く焼きそばの、この香ばしいにおいをキャッチすると、急にお腹が空いてきませんか?遅い朝ごはんを食べて来たばかりだというのに、においに誘われて初の『お宮横丁』訪問です。

横丁と聞くと入り込んだ狭い路地に小さな飲食店(特に居酒屋)が連なっているイメージでしたが、『お宮横丁』は広いスペースの両側に富士宮の名産を販売する店舗が並び、中央に設置されたテーブルで飲食できる、お祭りのような雰囲気の野外フードコートです。

富士山溶がん神社
富士山溶がん神社

まず目に入ったのが『富士山溶がん神社』
絵馬や神紋は2本の焼きそばのヘラが交差したもので、神社の乗った台には車輪が…
話によると『富士山溶がん神社』は、お宮横丁の開店と同時にこの場所に祀られ、閉店時にはまたアンテナショップ内にしまわれるようです。ある意味レアな神社です(笑)。
神社はがん(悪いもの)を溶かしてくれる御利益があるそうです。

スタンダードなものからチャレンジ!と言いそうなものまで…
スタンダードなものからチャレンジ!と言いそうなものまで…

『富士山溶がん神社』の管理をされているアンテナショップは、『富士宮やきそば学会』の直営店です。

普段でも賑わっていておまつりのようです
普段でも賑わっていておまつりのようです

焼きそばの種類はスタンダードな「富士宮やきそば」、赤唐辛子ペーストがクセになる「激香夏麺(げっこうかめん)」、市内農家さんが栽培した青唐辛子入りの「冬ソバ」、そして究極の辛さの「辛極(しんきょく)」の4種類がラインナップされていました。名前から「激香夏麺」が気になったのですが、最初は基本からと、「富士宮やきそば(¥550/並)」を注文しました。

湧水を自分で汲みます
湧水を自分で汲みます

注文してから焼いてくれるので、代金を払うと番号札を渡されます。そして同時に紙コップを頂きました。
『お宮横丁』のちょうど真ん中に、富士山の湧水を飲める井戸があり、頂いた紙コップに自分で汲み、飲むことができるんです。なんという恵み!

こちらではビールやつまみ系が売られていました
こちらではビールやつまみ系が売られていました

また入り口のテントではビールやもつ煮などが販売されていたので、こちらで『もつ煮(¥600/大)』を購入しました。

もつ煮
もつ煮

味噌ベースで味付けされているやわやわのもつや野菜はしっかりと煮込まれていて、味が染みています。自家製味噌を使っているというだけあり、味が優しい。煮汁まで飲み干せるおいしい一杯でした。

焼きたての焼きそばはやっぱりおいしい!
焼きたての焼きそばはやっぱりおいしい!

そして『アンテナショップ』の焼きそばは、富士宮焼きそばならではのもちもちの麺、そしてふんだんにかかっただし粉の魚介風味、青ネギとキャベツの黄金比。そして欠かせない肉カスの旨味。富士宮で育った私には懐かしく感じるクラシックな味わいでした。

裏通りからくると横丁感があります
裏通りからくると横丁感があります

他にも地元周辺の名産品やお土産の販売、だんごやおむすびなどのグルメやおしるこや大福、ジェラートなどスイーツも充実していて富士宮のグルメを満喫できる場所になっていました。

駐車場がないので、なかなか足が遠退いてしまいますが、いつも賑わうお祭りのような雰囲気でおいしいものを食べ歩きできる『お宮横丁』に行けば、嫌なことも溶かしてくれて、元気をもらえそうです。

お宮横丁
住所:富士宮市宮町4-23
営業時間:10:00~18:00(店舗により異なる)
定休日:店舗により異なる

地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

身近の新しい発見や、小さな幸せを探して日々バイクで放浪しながら活動しているライターです。記事を通じてみなさまの発見や幸せに繋がれば嬉しいです。趣味はバイク、ガーデニング、猫(無類の猫好き)です。

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