【富士宮市】今週末、普段では体験できないような内容がもりだくさんの『狩宿さくらまつり』に行こう!
狩宿井出館は富士の巻狩りの際に本陣が置かれた場所です。
井出館前に堂々とそびえている狩宿の下馬桜は、鎌倉時代に源頼朝公が馬を下りた所といわれています。
樹齢推定800年の古木でありながら、毎年満開の桜で、見物に来た方々を魅了する狩宿の下馬桜。
国指定の天然記念物であり、「日本五大桜」の一つにも数えられています。
現在、狩宿の下馬桜は満開です。
今週末4月8日、9日に開催される『狩宿さくらまつり』には、見事な下馬桜を鑑賞することができそうです。
今回は、おまつり前の狩宿に来てみました。
3月下旬頃から、狩宿(井出館)前で狩宿青年会が地元の特産品を販売しています。
この時期にしか味わえない桜もちや桜まんじゅうなどの和菓子から、富士宮の清水で作られた富士宮で作られた日本酒が並びます。
他にも地元で採れた野菜を使った漬物など、ぬくもりを感じる物産も販売。
そして毎年楽しみなのが、アイシングクッキー。桜や富士山を模したものからかわいい動物型までいろいろ販売されています。
今年は桜耳のにゃんこクッキーもありました!
ひとつひとつ手作りのアイシングクッキーは良く見るとみんな少しずつ表情が違います。
おまつりの前からかわいいアイシングクッキーをGETして、ついついテンションが上がり楽しんでしまいましたが、おまつり開催時はさらに楽しめる内容になっています。
狩宿さくらまつりスケジュール
4月8日(土) 9:00~15:00
9:00~ 曽我物語供養祭
10:00~10:30 開会セレモニー
10:30~13:30 お茶席
11:00~13:30 舞台公演
13:30~15:00 狩宿狂言
4月9日(日) 10:00~15:00
10:00~15:00 舞台公演
10:30~14:00 手すき和紙体験
舞台公演終了後 ふるまい餅
かつて白糸地域では和紙の原料となる植物ミツマタが栽培されていました。毎年白糸小学校6年生は、和紙の手すきをして自分の卒業証書を作っているのだそう。
そんなニュースを見て、手すき和紙を作ってみたいと思っていました。
4月9日には、おまつり内で手すき和紙体験できるそうです。
菜の花も元気いっぱいに黄色い花を咲かせています。
天気に恵まれれば、会場から富士山も見えます。
また観光ボランティアガイドさんによる『井出館、高麗門及び長屋ガイド』や朝霧高原活性化委員会による『芽文化・朝霧高原の自然』、乗車賃無料の『ミニSL試乗体験』も開催されます。
見事な下馬桜を愛でながら、歴史に触れ、文化に触れる『狩宿さくらまつり』は、普段ではなかなか体験できない内容がもりだくさんです!
狩宿さくらまつり
日時:2023年4月8日(土)、9日(日)
時間:8日(土) 9:00~15:00
9日(日) 10:00~15:00
会場:狩宿(井出館)会場
住所:富士宮市狩宿
アクセス:国道139号を経由し、県道414号を朝霧高原方面へ車で17km(イベント期間中は『狩宿 駒止の桜』と表記したピンク色の看板があちこちにあります)
*現地駐車場はありますが少ないです。大石寺(時計台駐車場)を利用してください。大石寺から会場まで無料シャトルバスが20分毎に運行します。