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【富士宮市】富士山と菜の花の共演!一面を黄色に染める菜の花畑が見頃の『白糸自然公園』

渡辺雅来地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

冬でも比較的温暖な気候の九州では、日本の中でもいち早い1月辺りに春の訪れである菜の花が見頃を迎えるそうです。
私の良く歩く土手では、3月ぐらいに菜の花が綺麗に咲いていました。
桜よりも一足早く春の訪れを知らせてくれる菜の花ですが、遅いところでは6月頃に開花する地域もあるそうです。

3月に訪れたときの菜の花畑
3月に訪れたときの菜の花畑

3月にミツマタを鑑賞しに訪れた『白糸自然公園』では、まだ菜の花はやっと芽を出したくらいでしたので、そろそろ見頃を迎える時期かと思い訪れてみました。

一面黄色い絨毯を敷いたみたい
一面黄色い絨毯を敷いたみたい

あんなに小さかった菜の花も1mほどの高さまでに成長し、富士山の麓一面に黄色い絨毯を敷いたような光景を作り出していました。

バラの開花はまだですがチューリップが彩っています
バラの開花はまだですがチューリップが彩っています

バラ園のバラも若葉が萌え初めていました。
バラが咲くのを待つようにカラフルなチューリップが公園を彩っています。

綿毛って手に乗せられるもんなんですね
綿毛って手に乗せられるもんなんですね

足元にタンポポの綿毛があったので、そっと手に乗せてみるほわほわで小さな動物でも抱いている心地でした。
しばらく手に乗せていましたが、吹いて来た春の風にさらわれて、ころころとボールのように転がって行ってしまいました。

富士山と菜の花の共演!
富士山と菜の花の共演!

暖かな春の日差しの中、子ども連れの方や、ワンちゃん連れの方がそれぞれに春らしい景色を楽しんでいました。

バラ園から眺めた菜の花畑と富士山
バラ園から眺めた菜の花畑と富士山

菜の花は4月の季語にもなっています。
菜の花が一面を黄色く染める光景は、明るく暖かな春の陽気を象徴するような風景ですよね。
菜の花を季語にした俳句は、小林一茶や与謝蕪村など多く俳人や夏目漱石など文豪が詠んでいます。

小林一茶の俳句『菜の花の とつぱづれなり ふじの山(菜の花畑のずっと奥に富士山が見える)』は、まるでここから見た景色のよう!

俳句を詠みたくなるような景色です!
俳句を詠みたくなるような景色です!

親しみと懐かしさを感じる春の光景は、体にも心にもほんわりした温かさを運んでくれました。

白糸自然公園:富士宮市原436-1
開園時間:4月~9月(夏期)  8:30から17:30
     10月~3月(冬期)   8:30から16:30
休園日:年末年始(12月29日から1月3日)
駐車場:乗用車 約150台・大型バス 4台

地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

身近の新しい発見や、小さな幸せを探して日々バイクで放浪しながら活動しているライターです。記事を通じてみなさまの発見や幸せに繋がれば嬉しいです。趣味はバイク、ガーデニング、猫(無類の猫好き)です。

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