昭和42年に市内で初めてたこ焼き屋さんとして開業された『大阪屋』さん。目の前の鉄板で焼いてくれて、熱々を提供してくれる昔ながらのお店です。

以前、たこ焼きと明石焼きを頂き、元祖の味を堪能させてもらったのですが、『大阪屋』はたこ焼き、焼きそばはもちろん、粉物全般が旨いと聞いて、今回は敢えて定番ではない『肉うどん（￥600）』と『いか天（￥600）』を注文しました。

水はセルフサービス。
今回はテーブル席に座りました。外の歩道と店内の高さが違うため、歩く人の足元が見えるのが難点ですが、とても心地の良い風が通り抜けます。

今回も、大根の浅漬けをサービスで出してくれました。これがさっぱりしていておいしいんですよね。

大根の浅漬けを味わっている間に、おばちゃんがイカ天と肉うどんを手際よく鉄板で焼いてくれます。

あっという間に、まずは肉うどんが運ばれて来ました。

たっぷりのキャベツと厚みのある豚肉を甘口ソースで焼き上げ、仕上げに魚介ダシが聞いた削り節がかけられた肉うどん。細かく刻まれた紅ショウガと混ぜて食べると焼き物なのにさっぱりとした食欲をそそる味です。

イカ天もたっぷりキャベツが使われていて、焼きたて熱々を頬張ると、キャベツの甘みとイカの旨味が絶妙、こちらも甘口のソースが使われていました。

粉物特有の濃い味のソースではなく、ちょっと薄目で甘口のソースを使うことで、素材の味が生かされていて、食欲がそそられるので、お腹は満足しているのに、もう一品食べちゃおうかな？という甘い誘惑が…これじゃ、アルコールも進んじゃいます。

ちょいと一杯のつもりで飲める、気軽な居酒屋として来店している方も多い様子！
地元の方々の台所としても、愛されているのが分かりました。

懐かしさを感じる店内で食べる粉物は、噂通りどれもおいしかったです。
でも、食べ過ぎ、飲み過ぎに注意が必要(笑)！