【富士宮市】ゴルフボールで描かれた迫力ある辰 『希望区ワクワク広場』で来年の干支がお目見え
今朝、庭にあるバケツをのぞき込むと、中の水が凍っていました。
年の瀬らしい寒さの今日この頃。
昨日今年の仕事納めを済ませ、年越しの大掃除や新年の準備をしようと思いながら、万野4区1町内にある『希望区ワクワク広場』の前を通ってみました。
シーズンに合わせていろいろなアイディアで楽しませてくれる『希望区ワクワク広場』では、ちょうど区長さんがゴルフボールの絵画を仕上げている最中でした。
お邪魔かなぁと思いながらも、ちょっとだけ見学させてもらおうと車を停めて、区長さんの元へ。
「今、ちょうど書き終えたところだよ」と、突然の訪問に笑顔で答えてくれました。
昨年の干支の兎を一度白く塗り変えてから、ゴルフボールのキャンバスにスプレー缶や筆で描いていくのだそうです。
一番難しいのは『目』。虎と辰がにらみ合いをしているこの絵は、何度も目を書き直し、完成までに4日もかかったのだとか。
その甲斐があり、迫力ある絵画になっています。
奥では女性の方がトイレの看板を作っていると聞いて、見せてもらうことに。
『レコーディング』と書かれた看板に、私の頭の中は「??」でいっぱい…
「トイレの看板を作っていると聞いたのですが…」と尋ねた私に、「レコーディング=音入れ(おといれ)でしょ」と笑って教えてくれました。なるほど!
忘れかけていた遊び心を思い出させてくれて、くすっと笑いたくなるような言葉仕掛けが、広場のいろいろな場所に沢山散りばめられています。
毎年、春には芝桜や枝垂桜が咲き誇り、大勢の方の目を楽しませてくれます。
誰でも気軽に立ち寄れる場所を作りたい。何かしらで笑顔になって欲しい。有志の方々がそんな気持ちで広場を盛り上げてくれています。
虎が広場を走る仕掛けを作ったり、凧揚げができるような仕掛けを作ったりしたいと、これからの構想を楽しそうに話してくれた区長さん。
描きあがったばかりの力強い辰の絵に、2024年は持てる力を存分に発揮して、飛躍する1年にしていこうと抱負と、次訪れるときの楽しみを胸に抱きました。
希望区ワクワク広場:万野グラウンド(富士宮市万野原新田3003)付近