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【富士宮市】富士山本宮浅間大社の起源となる『山宮浅間神社』遙拝所から臨む富士山に年初めの祈願!

渡辺雅来地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

『山宮浅間神社』は世界文化遺産富士山の構成遺産のひとつです。

1900年以上の歴史を誇り、富士山本宮浅間大社の起源となる神社で、富士山をご神体として祀っています。

社殿が存在せず、遙拝所から富士山を臨む参拝形式で、古の富士山信仰を今に伝える神社です。

鳥居を潜ると、富士山頂方向へまっすぐな道が続きます。

背の高い杉の木と灯篭の間の神聖な参道を歩くと、途中に籠屋があります。

ここはかつて祭儀を執り行った神職が一晩こもって祈祷したところです。

現在は無人で、お賽銭箱と山宮浅間神社のパンフレットなどが置いてあります。

籠屋を通り過ぎると参道は途中から細い階段になり、遥拝所に繋がります。

玉垣の中は石列で区分された、いくつかの遥拝所が設置されているそうです。

このような特異な形態は、富士山を神と考え、山体を直接拝む古代からの富士山祭祀の形を留めていると推定されています。

ここから富士山を直接拝んだとされているだけあり、玉垣の上には大きく富士山を仰ぐことができました。

本宮浅間神社の起源となった、最も古い歴史を持つ『山宮浅間神社』の遥拝所から仰ぐ富士山に年初めの祈願をしたら、御利益がありそうです。

山宮浅間神社
住所:富士宮市山宮740
問い合わせ:富士宮市世界遺産課  
TEL:0544-22-1111(市役所代表)
案内所:(休日のみ10:00~15:00) 0544⁻58-5190

案内所では、御朱印やお札などを賜ることができます。

また山宮浅間神社のオリジナル御朱印帳は、富士山で育まれた富士ひのきを使用している富士山世界文化遺産、富士宮市行動計画推進員の推奨商品で、とても人気がある御朱印帳です。

地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

身近の新しい発見や、小さな幸せを探して日々バイクで放浪しながら活動しているライターです。記事を通じてみなさまの発見や幸せに繋がれば嬉しいです。趣味はバイク、ガーデニング、猫(無類の猫好き)です。

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