【御殿場市】広々とした公園内にはアスレチックも! 自然を満喫しながら体を動かして遊べる『駒門公園』
御殿場市にある駒門という地名は源頼朝が富士の巻狩に際し、愛鷹明神に奉納するための馬をこの地に柵を作って放牧したことに由来するそうです。
そして、駒門の工業地帯の一角に広々とした公園『駒門公園』があります。
敷地内には自然の立地を生かしたフィールドアスレチックがあり、それぞれのアスレチックには『御殿場めぐり』や『黄瀬川あるき』『縁結びの木めぐり』など御殿場の名所を巡ったような種目名称がつけられています。
それぞれのアスレチックによって健康得点があり、健康得点と体力の評価表などがあって、楽しみながら体力の目安を知ることができるようですが…
一部のアスレチックは老朽化のため使用禁止になっていました。
全部のアスレチックを遊びつくすことはできませんが、現状あるアスレチックだけでも充分に楽しめます。
木株に腰を下ろしロープにつかまって、空中をすべりおりる『富士山大砂走り』。
ロープにつかまって、丸太の斜面を3周する『富士山お鉢めぐり』など、公園の遊具は子どものためのものが多いのですが、駒門公園のアスレチックは子どもだけでなく大人も楽しめます。
アスレチックの看板には御殿場の名所の説明書きがあり、それを読んで回るだけでも楽しめます。
例えば、アスレチック①の『御殿場めぐり』の看板には、
と記されていました。
多目的広場の周りには桜の木と山茶花が植樹されています。
広々とした場所なので、春にはお花見の方で賑わいそうです。
多目的広場の横には貯水池がありました。
小さなダムのようなものがあるだけで、水が貯められていない状態でした。水がないところを見ると農業用の貯水池と思うのですが、詳しくは分かりませんでした。
その横には、『厄神社』という神社が祀られていました。
鳥居をくぐると小さいけれど存在感のある赤い狛犬が神社を守っていました。
『厄神社』の由緒は災難防護、厄除、安全の御神徳を持つ神様として崇敬されてきた『薬神宮』と言われ、神仏分離により『厄神社』と呼ばれるようになったといわれています。
鳥居に御殿場市駒門工専土地区画整備組合奉納と刻まれているのを見ると、駒門工業地帯の繁栄と安全を祈願してこの地に祀られているようです。
広い駐車場とトイレ、自動販売機等も設置されている駒門公園は、ドライブ中にリフレッシュしたい方も、一息つきたい営業マンも、アスレチックで思いっきり遊びたい方もウエルカムな優しい公園でした。
駒門公園:御殿場市御殿場市駒門一丁目99