以前、御殿場市限定の富士山土産などを扱う『FUJISAN　BRAND　御（おん）』でお取り寄せした『TKG（T＝たまご、K＝かけ、G＝ごはん）セット』。

感動的においしい玉子かけご飯を頂きましたが、このセットに入っていた『さくら玉子』の直売所が二子にあると聞いてお邪魔してみました。

外にはピンク色の目立つ看板、鶏のオブジェやのぼりなどがあり、迷うことなくたどり着きました。

直売所に入ると、いろんな種類の玉子が並んでいます。

さくらの花の咲き具合に例えて、小さい玉子は三分咲き、中くらいの大きさは五分咲き、大きい玉子は八分咲きと呼んでいるそう。

ちなみにTKGセットに入っていたのは、三分咲きでした。

『さくら玉子』は、杉山養鶏所で敷地内の地下50mからくみ上げる富士山の伏流水と独自のアレンジを加えた飼料を与えて育てている日本国内で育種改良された純国産鶏 ゴトウ さくらが生む玉子のこと。

玉子の殻の色は親鶏の羽の色と同じなんだそう。

桜色の玉子はゴトウさくらの玉子、赤い玉子はゴトウもみじの玉子。（早口言葉みたいになってしまいました(笑)）

見分けることができると、それだけで玉子がかわいく見えてきます。

店内には、卵の他にも地元の特産品（御殿場こしひかり・しょうゆ・みそ・豆腐など）、半熟の温泉たまご、味付けたまご、スイーツなども販売されていました。

今回は、にわとりの産み始めの『初たまご（￥154）』、『シュークリーム（￥167）』、『味付けたまご（￥160）』を購入してみました。

市販されている玉子と比べると『初たまご』は、半分くらいの大きさです。

皿に出してみると、驚くほどの立体感。

卵白にはゼリー状の濃厚卵白と流動性のある水溶卵白があり古くなると濃厚卵白は水溶化し区別がつかなくなります。

この立体感と、二層になった卵白は鮮度抜群の証！

まずはご飯に卵白のみをかけてかき混ぜてから、卵黄と醤油をかけて作る玉子かけご飯は濃厚で甘みがあり、これだけでごちそうです。

こんな新鮮な玉子を調理してしまうのももったいないと躊躇しながら作った玉子スープですが、ふんわりと広がった玉子は弾力があり、いつものスープがワンランク上のおいしさに仕上がりました。

あふれんばかりのカスタードクリームが詰まったシュークリームも絶品！

シューに穴を開けてクリームを入れるタイプではなく、半分にカットされたシューにクリームを入れているタイプなので、クリームこぼれに注意です（ちなみに私はあふれさせました…）。

玉子ひとつでもこんなにおいしさが変わるとは！

店頭に並んでいた三分咲きから八分咲きの玉子まで食べ比べたくなってしまうのは私だけでしょうか（笑）