【富士宮市】『キルトワークスタジオそでの第8回作品展』でキルトの世界に魅了されてきました!
キルトとは表布にキルト芯(わた)をはさみ、裏布を重ねた状態で縫う手法です。
保温性(断熱性)・強度がある・軽いなど実用性もあり、見た目にも素敵なキルトの世界。
本日2月15日(木)から17日(土)の3日間、富士宮市民文化会館第1・第2展示室にて『キルトワークスタジオそでの第8回作品展』が開催されているので、鑑賞させて頂きに伺いました。
展示室の入口には豪華な花が飾られていて、廊下まで良い香りが漂っています。
主宰の袖野先生の作品は『フィールドサックコレクション』と言い、1930年から1950年にアメリカで作られた飼料や穀物を入れる布袋(フィールドサック)の良いところをコレクションして作られているそうです。
このように布をはぎ合わせて表布が作られている手法をパッチワークキルトといいます。
カットした布を土台となる布の上に縫い付ける手法はアップリケキルトといいます。
まるでステンドグラスのようにさわやかで素敵なキルト。いつまでも眺めていたくなります。
日よけ帽子をかぶり、ワンピースにエプロンという姿女の子のモチーフ。皆さんも一度は見かけたことがあるのではないでしょうか?
この女の子は『スーちゃん』と呼ばれているのだそう。
『キルトワーク スタジオそでの』の生徒さん全員で挑戦したものだそう。
ワンピース姿で本を読んだり、お出かけしたり…そんな姿に自分の思い出を重ね合わせて、懐かしい気持ちになりました。
こちらの作品は、まだキルトを始めたばかりの方がいろいろなモチーフを使ってキルトの基本を学びながら作ったサンプラーキルトなんだそう。
同じモチーフでも配置する場所や使う色によって、全然違う作品に見えます。
一針一針手縫いで作られているキルトには温かさがあります。
細い布をぐるぐると巻くようにキルティングするのはプレスドキルトという手法なんだそう。
布のキャンパスに描かれる世界は十人十色!
同じモチーフでも一つとして同じものがない、唯一無二の作品です。
キルティングやパッチワークなどを組み合わせて作られているベッドカバー。
細部まで繊細にデザインされていて、ここまで来ると芸術作品の域です。
お花を敷き詰めたようなデザインのキルト。これが一枚あるだけで部屋がパッと明るくなりそうです!
この立体的に見える手法はトラプントと言って、キルティングしたものに毛糸や綿を詰めて作成するのだそう。
こちらは古布を使った作品。パッチワークキルトにかわいらしい人形が付いています。この人形もすべて手作りというのには驚きです。
見ているだけでワクワクするハワイアンキルト。
ポーチやバッグなど手作り小物の販売もあります。
手袋で作られたぬいぐるみはみんな表情が違ってかわいいです。
知れば知るほど奥深いキルトワークの世界に魅了されて、気が付けば1時間があっという間に過ぎていました。
使わない布や余った布などを使って作られているそうで、素敵なSDGsです。
『キルトワークスタジオそでの第8回作品展』は本日から2日間開催されています。
見るだけでほっとする素敵なキルトの世界を、旅しに訪れてみてはいかがでしょうか?
キルトワークスタジオそでの 第8回作品展
日にち:2月15日(木)~17日(土)
時間:10:00~17:00
*最終日(17日)は15:00まで
会場:富士宮市民文化会館(第1・第2展示室)
住所:富士宮市 宮町14−2
TEL:0544-23-1237