盲導犬育成事業の推進と同時に、盲導犬や視覚障害について社会の理解を促進するための活動に力を入れている日本盲導犬協会。

盲導犬を通して、子供たちが共生社会について考える機会になるようにと、小中学校での講義の他、オンライン授業の開催など、様々な活動を行っています。

3月5日（火）より、子供たちがより一層学びを深めていけるよう盲導犬こども向け動画サイト『にちもうジュニア』が公開されました。

「夏休みの自由研究・授業の調べ学習で盲導犬や視覚障害について勉強したい」、「ユーザーに話を聞きたい」そんな子供たちの声から誕生した『にちもうジュニア』。

犬が大好きで盲導犬に興味津々な『むすび』ちゃんの様々な疑問に、『にちもう広報ちゃん』が丁寧に答えてくれます。

子供たちが自ら興味をもって学んでいけるよう、盲導犬の基本的な情報はもちろん、盲導犬ユーザーの声や暮らしぶりも紹介しています。

盲導犬ユーザーの暮らしぶりや、目の見えない、見えにくい人のお手伝い方法などを10分程度の動画で楽しく分かりやすく紹介しています。

子供たちが授業で発表するとき、教員が盲導犬や視覚障害者について授業で取り上げるとき、さらに教材として動画をリンクするなど、教育目的であれば自由に活用することができます。

市内にある『盲導犬の里　富士ハーネス』は常時見学ができる国内では珍しい盲導犬育成施設。

多目的トレーニングルームでは平日は1回、土日祝日は２回「盲導犬デモンストレーションを見学することができます。

いつでもどこでも楽しく学べる動画サイトと、市内にある盲導犬施設を見学して、盲導犬や視覚障害について社会の理解を深め、誰もが住みやすい社会にしていきたいですね。