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「次代を担う振付家」平原慎太郎 新作コンテンポラリーダンス「聖獣」ができるまで

山田裕一郎フィルムメーカー

ダンサーで振付家(コレオグラファー)の平原慎太郎は、コンテンポラリーダンスにおける登竜門、「トヨタ コレオグラフィーアワード2016」で最優秀賞(次代を担う振付家賞)を受賞した日本のトップ振付家の一人だ。

2017年10月の東京で、平原は、自身が主宰するOrganWorks(オルガンワークス)というダンスカンパニーのダンサーたちとともに、新作ダンス「聖獣」の制作に取りかかっていた。

新進気鋭の振付家である平原は、独特の考えのもとでダンス作品を生み出している。この作品で平原は、「人間っぽさを、人間以外の何かで表現したらどうなるだろう」と考え、虫を題材にし、それをダンスで探りたいと話す。本番だけではなく、リハーサルや舞台裏を観察し、平原慎太郎の創作のプロセスに迫る。

受賞歴

札幌国際短編映画祭2018 アミノアップ北海道監督賞

フィルムメーカー

北海道出身のフィルムメーカー。ニューヨーク州立大学ビンガムトン校で実験映画を学び、同大学バッファロー校大学院では、ドキュメンタリーとダンス映像の制作を学び、2010年に帰国。2011年に北海道でヤマダアートフィルムを立ち上げる。主に、大学や専門学校、病院などの広報動画を制作しながら、短編ドキュメンタリー映画を制作。2017年には東京都主催Beyond Awardにて、車いすソフトボールを取材した作品が優秀賞と観客賞を受賞。2018年には、札幌国際短編映画祭で「Choreographer/平原慎太郎の創作」がアミノアップ北海道監督賞を受賞した。大学や専門学校で映像制作論の非常勤講師を務める。

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