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【北九州市小倉北区】北九州市指定文化財にもなっている「森鷗外旧居」を訪ねてみました!

やまけい地域ニュースサイト号外NETライター(北九州市)

北九州市指定文化財にも指定されている、鍛冶町の「森鷗外旧居」を訪ねてみました。

森鷗外は、明治時代に活躍した作家で、医者でもありました。鷗外は、1899(明治32)年、小倉の陸軍第12師団の軍医部長として小倉に赴任。小倉に在住していた3年近くの間、洋書の翻訳や通称「小倉日記」と呼ばれる日記をつけていたそうです。

「小倉日記」の中には、小倉にいた時の鷗外の様子や、当時の小倉の人々の生活の様子が詳しく書かれていて、「独身」「鶏」などの作品は鷗外の小倉時代がモデルとなったそうです。

鷗外は、鍛冶町の家に約1年6ヶ月住んだ後、京町に引っ越したそうです。旧居は明治時代の町屋形式の家屋で建築物としても貴重で、一部は改造されているものの、ほぼ当時の様子に復元されているそうです。部屋や庭もきれいに手入れされていました。

鷗外の小倉時代を描いた小説「鶏」は、この家を舞台にしているそうです。

小倉にお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

【施設情報】
森鴎外旧居
住所:北九州市小倉北区鍛冶町1-7-2
開館時間:10:00~16:30(月曜日および祝日は休館)
入館料:無料

地域ニュースサイト号外NETライター(北九州市)

関門海峡をこよなく愛するフリーランサーです。

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