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元劇団四季パーカッション奏者B.B.モフラン&タンザニア出身ダウディに聞きました【from 徳島市】

やまももわかめ丸地域ニュースサイト号外NETライター(徳島市)

元劇団四季「ライオンキング」のパーカッション奏者B.B.モフランさんとタンザニア出身のダウディさんが先日、無料コンサートをおこなうため徳島市を訪れていました。

2022年10月30日に文化の森で開催されたコンサートの様子。左から通訳兼演者の当間さん、モフランさん、ダウディさん。
2022年10月30日に文化の森で開催されたコンサートの様子。左から通訳兼演者の当間さん、モフランさん、ダウディさん。

モフランさんは、「サッポロ黒ラベル」や「アサヒ本生」「CCレモン」などのCMソングにも多数出演しているほか、日本全国の小・中・高等学校など2600校以上で演奏経験があります。

また、ダウディさんは、牧師である父のもと教会で育ち、幼い頃からコーラス隊に所属してゴスペルやギター演奏を担当していました。

モフランさんとダウディさんは1999年に出会い、現在は最高のパートナーとなっています。

徳島中央公園にて。左からダウディさん、モフランさん。
徳島中央公園にて。左からダウディさん、モフランさん。

そんな2人が徳島市にある文化の森で演奏したのは、「アフリカ音楽」。

2人は、全国の学校やNPO法人から招かれてコンサートをおこなっている有名人ですが、「まだまだ、アフリカ音楽を知らない人もいる」と言います。

そこで、来年も徳島県内のどこかで2人のコンサートが開催されることを期待し、彼らが演奏者になった経緯とともに、アフリカ音楽の楽しみ方などについてインタビューしてきました♪

左からモフランさん、ダウディさん。背景にあるのは、徳島中央公園にある鷲の門。
左からモフランさん、ダウディさん。背景にあるのは、徳島中央公園にある鷲の門。

ビジネスマンの父は「音楽に大反対」

ステージで演奏するモフランさん。
ステージで演奏するモフランさん。

アフリカではイベントや舞台のような特別な機会だけでなく、公園や広場など日常の身近なシーンで、小さな頃から音楽に慣れ親しむ機会がたくさんあるそうです。

そんなアフリカで育ったモフランさんですが、父はビジネスマンで音楽の道へのめり込むことに大反対。音楽の演奏者になることはNGだったと言います。

モフランさん:だから音楽はいつもシークレット。ダメダメと言われると、やりたくなりますよね(笑)。エンジニアを目指す学校に通いながら秘密で続け、演奏者としてテレビに出演し、既成事実を作りました(笑)。

ゴスペルやギター演奏は7歳から

ステージで演奏するダウディさん。
ステージで演奏するダウディさん。

モフランさんとは対照的に、ダウディさんは幼い頃から音楽が身近にある家庭で育ちました。

ダウディさん:私の父は牧師で、家は教会。そういった背景もあって、7歳の頃にはコーラス隊に所属。ゴスペルやギター演奏もしていました。

7歳からゴスペル? ギター演奏? 驚きです。

ダウディさん:アフリカでは、特別なことではないよ。アフリカでは、それぐらい音楽は身近であり、幼い頃から自然と触れているものなのです。

アフリカ音楽とは?

笑顔で質問に答えてくれるモフランさん(左)とダウディさん(右)。
笑顔で質問に答えてくれるモフランさん(左)とダウディさん(右)。

アフリカ音楽の演奏者になった経緯はまったく違う2人ですが、アフリカ育ちだということは共通しています。そんな2人に、アフリカ音楽について尋ねてみました。

モフランさん:昔から伝わるような伝統のある曲は別として、アフリカ音楽には譜面がないんだ。ヨーロッパや日本では楽譜を書くでしょう?でも、アフリカ音楽には楽譜がない。なぜならアフリカ音楽は、カラダや気持ちから溢れ出すフィーリングを楽しむものだからです。

コンサートの様子。左から通訳兼演者の当間さん、モフランさん、ダウディさん。
コンサートの様子。左から通訳兼演者の当間さん、モフランさん、ダウディさん。

伝統の曲は別としても、アフリカ音楽に楽譜がないというのには驚きました!

ダウディさん:フィーリングを楽しみながら皆が自由に演奏するものなので、譜面はいらない。必要ないのです。

フィーリングで音楽を楽しむというのはステキですが、日本人にとっては馴染がないことかもしれません。

「アフリカ音楽」どう楽しめばいい?

アフリカ音楽は馴染がないし、人前だと恥ずかしい…そんな人は、どうすればアフリカ音楽を楽しむことができるでしょうか?

モフランさん:大丈夫。まず、心配しないこと。私がいま持っているのは、西アフリカの楽器です。でも、聞いてください。この曲、なんだと思いますか?

バチを片手に持つダウディさんと、西アフリカの楽器を右肩に担ぐモフランさん。
バチを片手に持つダウディさんと、西アフリカの楽器を右肩に担ぐモフランさん。

演奏してくれたのは、なんと! 日本の童謡「どんぐりころころ」でした。

モフランさん:西アフリカの楽器でも、日本の音楽を演奏することができる。それと同じ。日本人だからとか、アフリカ音楽がはじめてだからとか、関係ないです。音楽を楽しめるということは万国共通。何も気にせず楽しんでほしいです。

確かに、「音楽を楽しむ」ということは万国共通。そんなモフランさんのコンサートでは、小さなお子様もウエルカム!大歓迎です。

音楽は空気みたいなもの!

ステージで演奏するモフランさん。
ステージで演奏するモフランさん。

モフランさん:僕たちは空気を吸っています。おじいさん、おばあさん、子どもさん、みんな同じ空気。空気は、僕たちの音楽と同じです。

もちろん演奏する場所や運営のルールで年齢が制限されることはありますが、徳島県内で毎年開催されてきた2人のコンサートでは老若男女が演奏を楽しみます。

聴くだけじゃない2人のコンサート

モフランさんに楽器を教わる自称「恥ずかしがりや」の小学生。
モフランさんに楽器を教わる自称「恥ずかしがりや」の小学生。

2人のコンサートは、演奏を聞くだけではありません。

コンサート前にアフリカの楽器を体験(内容は毎年変わっています)するイベントがあったり、演奏中に手拍子や席を立っていっしょに楽しむ時間があったりします。

もちろん強制ではなく、コンサートだけの参加もOKで、座って楽しむことも可能です。

こういった時間を大切にしているのは、2人が音楽をコミュニケーションだと考えているから。

モフランさん:たとえば、ワンちゃん(犬)と仲良くしたいと思っても、犬語は人間にはわからないし、話せないでしょう?でも、仲良くなれる。同じこと。挨拶や仲良くなるための会話みたいなものだから、自然体でOKなのです。

モフランさんに楽器を教わる自称「恥ずかしがりや」の小学生。ものの5分ですっかり打ち解けていました。
モフランさんに楽器を教わる自称「恥ずかしがりや」の小学生。ものの5分ですっかり打ち解けていました。

そして、「人生は一度きり。楽しまなきゃね!」と楽しそうに笑いました。

音楽だけでなく、はじめてのことにはついつい引け腰になってしまう人も多いはず。

でも、モフランさんが言うように、一度きりの人生。

興味のあること、楽しそうだと思うこと、良いことならぜひ恥ずかしがらずにチャレンジしたいものですね!

左からモフランさん、ダウディさん。
左からモフランさん、ダウディさん。

さいごに

コンサートの前日だったにもかかわらず取材を快く引き受けてくれた、モフランさん&ダウディさん。

本当に感謝です! Thank you very much!

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地域ニュースサイト号外NETライター(徳島市)

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